ニュース
Twitter、3月末に「140文字制限」をいよいよ撤廃か
Twitterが、サービスのコアな特徴であるツイートの140文字制限を撤廃するテストを行っており、3月末には正式に導入するとRe/codeが報じた。
米Twitterが3月末にもツイートの140文字制限を撤廃する──。米Re/codeが1月5日(現地時間)、同社の計画に詳しい筋の話としてそう報じた。
Re/codeは2015年9月にも140文字制限撤廃の可能性を報じているが、今回の報道はより具体的だ。
ツイートの文字上限は、昨年6月に拡張されたDMの文字上限と同じ1万字になる可能性が高いという。
Twitterが現在テスト中のバージョンでは、140字以上のツイートもタイムラインではまず140字までが表示され、ユーザーが何らかのアクション(アイコンをクリック/タップするなど)を起こすと残りの文字が表示されるようになるという。これならタイムラインのルック&フィールは現在とほぼ変わらないだろう。
かつてタイムラインのデザインを変更した際、ユーザーエンゲージメントが減少したため、同社はデザイン変更に慎重だと情報筋は語ったという。
Twitterは現在、タイムライン上のツイートを時系列ではなく表示するテストも実施中だ。
【UPDATE】Twitterのジャック・ドーシーCEOがこの記事を受けてコメントした(詳細記事)。
関連記事
- 「140文字制限撤廃」報道にジャック・ドーシーCEOが長文画像ツイートでコメント
Twitterがツイートの140文字制限を3月末に撤廃するという報道を受け、同社のジャック・ドーシーCEOが長文のコメントのスクリーンショットを添付したツイートを投稿した。「長文を投稿したいとき、テキストのまま投稿できれば便利だろう」としている。 - Twitter、タイムラインでのツイート非時系列表示をテスト中
Twitterが複数のユーザーのタイムラインで、ツイートを時系列ではなく表示するテストを実施していることを認めた。 - 「Twitterの投稿後修正機能はいつ追加されるの?」の質問に幹部が苦笑
re/codeのカンファレンス「Code Conference」に登壇したTwitterの製品担当上級副社長、ケビン・ウェイル氏は、ツイートの140字制限撤廃の可能性については否定しなかったが、投稿したツイートを修正する機能の追加については「難しい問題だ」と語った。 - Twitter、ついに「140文字制限」撤廃を検討?
Twitterのシンボル「140文字制限」の撤廃を検討しているという。米メディアが報じている。 - TwitterのDM文字上限1万文字までにアップ、モバイルアプリから“ローリングアウト”中
Twitterが7月から実施すると予告していたダイレクトメッセージの事実上の文字制限撤廃(上限が1万文字)が米国のモバイルアプリから数週間かけてローリングアウトする。 - TwitterのDMでの文字数上限が7月から140字→1万字に
これまで投稿と同じ140字までしか入力できなかったTwitterのダイレクトメッセージ(DM)の文字数上限が7月から1万字に拡大する。 - Twitter、116字までのコメント付きリツイートを可能に
Twitterの公式アプリではこれまで、リツイート(RT)にコメントをつけられなかったが、WebアプリとiOSアプリで116字までのコメント付きRTが可能になった。Android版も間もなく対応する。 - Twitterはなぜ、140文字なのか
「Twitterの140文字は短すぎるのではないかとよく聞かれるが」――Twitter Japan代表が、ツイート文字数の上限が140文字である理由について語った。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.