VRで「ゴーストバスターズ」になれるテーマパークがニューヨークで開設へ
今夏公開の新「ゴーストバスターズ」の世界を体験できるVRアミューズメント施設がニューヨークに開設される。VR HMDとそれを作動させるためのPC搭載ジャケットをプロトンパックのように装着し、ゴースト退治を楽しめる。
今夏予定されているリメイク版「Ghostbusters(ゴーストバスターズ)」の公開に合わせ、ニューヨークのマダム・タッソー館にゴーストバスターになって幽霊を退治するVR体験アミューズメント施設「Ghostbusters: Dimension」が開設される。
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)、Madame Tussauds New York、Ghost Corps、THE VOIDが5月9日(現地時間)に合同で発表した。
ベースになるのは、VRシステムの新興企業THE VOIDによる“ハイパーリアリティ”システム。リアルタイムのインタラクティブ効果を提供できる空間に独自開発のヘッドセットとそれを操作するためのシステム内蔵ジャケット、専用のツール(VR銃など)を装着して入ると、ハイパーリアルな仮想世界を体験できるというものだ。
THE VOIDのジェームズ・ジェンセンCVO(最高ビジョナリー責任者)は、「ゴーストバスターズの世界はTHE VOIDに完全に一致する。THE VOIDのジャケットと銃は、(ゴーストバスターズ捕獲装置である)プロトンパックとプロトンガンになるから。3人チームのゴーストバスターズになってゴーストでいっぱいのアパートを探検(し、捕獲)できる。ただし、ニューヨークを破壊しないでね」(ゴーストバスターズの舞台はニューヨーク)と語った。
この施設では、映画で使われた効果音、3Dモデル、テクスチャを流用し、映画と同じような体験ができるという。
映画のゴーストバスターズの米国での封切りは7月15日の予定だ。Ghostbusters: Dimensionは一足早く7月1日にオープンの予定。入場料や予約が必要かどうかなどの詳細はまだ発表されていない。
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