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Microsoft傘下のLinkedIn、デザイン刷新でメッセージ機能などを改善
Microsoftが昨年12月に買収を完了したビジネス向けSNSのLinkedInが、デスクトップ版サービスのデザインを大幅に刷新し、ニュースフィードのパーソナライズやメッセージング機能の改善などを実施した。
米Microsoft傘下のビジネス向けSNSサービスLinkedInは1月19日(現地時間)、デスクトップ版のデザインを大幅に刷新したと発表した。新デザインは同日から世界のユーザー向けに“ローリングアウト”していく。
上の2つの画像を比較すると分かるように、新デザインはシンプルになった。タブが7つに集約され、検索枠の位置も変わっている。このデザイン刷新で、2016年にデザイン変更したモバイルアプリとの統一感が高まった。
デザインだけでなく、システムも変更したことで、レスポンスも速くなったという。
これまでは検索するにはそれぞれのタブに移動する必要があったが、新しい検索枠ではサービス全体の検索が可能になる。
メッセージング機能も改善された。Facebookのように、ページを移動せずにメッセージのポップアップウィンドウで会話を続けられる。
また、フィードの内容を、従来よりユーザー向けに最適化するという。
その他の新機能についても以下の動画にまとめられている。
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