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SnapがNYSEに上場、初値は公開価格の4割上回る24ドル
「Snapchat」とメガネ型カメラ「Spectacles」を手掛ける米Snapがニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。初値は公開価格の17ドルを41%上回る24ドルで、IT企業としては2014年の中国Alibabaの上場以来の大規模IPOになった。
若者に人気の“消える”画像SNS「Snapchat」を手掛ける米Snapは3月2日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。ティッカーシンボルは「SNAP」。初値は24ドルで、公開価格の17ドルを41%上回った。
公開価格ベースの時価総額は約240億ドル(約2兆7000億円)で、米市場でのIT関連のIPOとしてはAlibaba(総額約218億ドル)以来の規模になった。本稿執筆現在は25.17ドルで、時価総額は約355億ドル。
共同創業者のエヴァン・シュピーゲルCEO(26)とロバート・マーフィーCTO(28)の保有株はそれぞれ44.3%で、この2人だけが10人分の議決権のあるClass C株式を持つ。議決権のあるClass B株式は投資本のBenchmark Capital(22.8%)とLightspeed Venture(15.0%)、BenchmarkのパートナーでSnapの取締役のミッチ・ラスキー氏(22.8%)も保有する。市場に出す株式は議決権のないClass A株式のみだ。
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