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Microsoft、「Visual Studio 2017」の正式版提供開始
Microsoftが統合開発環境「Visual Studio 2017」の正式版のダウンロード提供を開始した。また、Visual Studioの20周年を記念してライブストリーミングイベントを開催している。
Microsoftは3月7日(現地時間)、統合開発環境(IDE)「Visual Studio 2017」の提供を開始した。Community、Professional、Enterpriseの各エディションをダウンロードページから入手できる。
最小フットプリントの縮小により、従来より高速なインストールが可能という。また、オフラインインストールが可能になった。
Visual Studioは、Android、iOS、Windows、Web、クラウド向けのアプリの開発・デバッグ・診断に使えるIDE。Visual Studio 2017では、起動と読み込み時間の短縮、コードナビゲーションなどのユーザーインタフェースの改善、C#とVisual Basicでの言語機能サポートの増加など。詳細は日本語ページを参照されたい。なお、システム要件はこちら。
最初のVisual Studioである「Visual Studio 97」のリリースから今年で20周年。Microsoftはこれを記念して、7日と8日の2日間にわたるライブストリーミングイベントを開催中だ。このイベントではVisual Studioだけでなく、「.NET」や「Azure」などの最新情報も紹介する。
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