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2017年第1四半期の国内サーバ市場規模は5.7%減の1265億円――IDC調べ(2/2 ページ)
IDC Japanの調査によると、2017年第1四半期の国内サーバ市場は、出荷台数は前年同期比でプラス成長となったものの、出荷額は前年同期比5.7%減となった。
ベンダー別出荷額は富士通が1位、以下、NEC、HPEが続く
ベンダー別の出荷額では、富士通が首位を獲得。その他のサーバは2桁のマイナス成長だったが、x86サーバは、官公庁や大企業向けの出荷が貢献し、2桁のプラス成長、メインフレームも、金融の大型案件が貢献し、2桁のプラス成長となった。
2位はNEC。前年同期にあった大型案件がなくなったことで、メインフレームでは2桁のマイナス、x86サーバもマイナス成長だった。3位は日本ヒューレット・パッカード(HPE)。x86サーバは2桁のマイナス成長だったが、その他のサーバは、通信の大型案件が貢献し、2桁のプラス成長となった。4位は日立製作所で5位はデルだった。
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