「マインクラフト」や「Halo Recruit」など、2万本以上のMRアプリ、10月17日に公開へ
Microsoftが開催したMR関連イベントで“HoloLensの父”アレックス・キップマン氏が、MR版「マインクラフト」を含む2万本以上のMRアプリを10月17日にMicrosoft Storeで公開することや、MR版SNS構築目的で新興企業AltspaceVRを買収したことなどを発表した。
米Microsoftのテクニカルフェロー、アレックス・キップマン氏は10月3日(現地時間)、サンフランシスコで開催したMR(複合現実)関連イベントで、17日に予定しているWindows 10の「Fall Creators Update」に合わせ、2万本以上のMR(複合現実)アプリを「Microsoft Store」で公開すると発表した。
公開されるのは、Microsoft傘下のMojangの人気ゲーム「マインクラフト」、同じくMicrosoft傘下の343 Industriesの「Halo」を紹介するアプリ「Halo Recruit」、米ValveのVR技術「SteamVR」向けの各種コンテンツなど。Halo Recruitは、ゲームではなく、MR版Haloの予告のようなものになるようだ。
キップマン氏はまた、VRコミュニケーションサービスの米AltspaceVRを買収したことも発表した。同社と協力し、MRコミュニケーションサービスを構築していくとしている。
AltspaceVRは7月、経営難でサービスを終了すると発表していたが、8月に復活させた。MicrosoftはAltspaceVRを独立した子会社として運営し、サービスはこれまで通り米Facebookの「Oculus Rift」や米Googleの「Daydream View」もサポートしていく。
Microsoftは同日、韓国Samsung Electronicsの「Samsung HMD Odyssey」を含むサードパーティー製MR HMDの米国での予約受付を開始した。499ドルのHMD Odysseyは米国で17日発売だ。
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