「Windows 10」の「Fall Creators Update」を適用するには
Microsoftが米国時間の10月17日、「Windows 10」のアップデート「Fall Creators Update」を“ローリングアウト”した。ダウンロードと準備には少し時間がかかるが、自動的にアップデートが始まることはない。
米Microsoftは10月17日(現地時間)、予定通り「Windows 10」のアップデート「Fall Creators Update」(ビルド1709)を“ローリングアウト”したと発表した。
自動更新設定にしているユーザーは何もしなくても遅くとも数日中に更新プログラムがダウンロードされる(個人ユーザーの場合)。新しい端末ほど早く提供される。自分の端末に来ているかどうか確認するには、[スタート]→[設定]→[更新とセキュリティ]の「更新プログラムのチェック」をクリックする。更新プログラムが来ているとダウンロードが始まってしまうので、CPUを消耗する作業中は避けた方がよさそうだ。
更新プログラムが来ていれば、ダウンロードとインストールの準備が始まる。インストール準備の間、他の作業もできるが、準備にはCPUパワーと時間がかかる。筆者の場合、本稿執筆現在「更新プログラムのチェック」をクリックしてから約30分経つが、まだインストールの準備中だ。
準備が終わると、アップデートするタイミングを聞いてくる。自動的にアップデートが始まってしまうことはない。
ローリングアウトするのを待ちきれないユーザーは、手動でアップデートすることも可能だが、Microsoftは「上級ユーザーにのみお勧め」としている。
手動アップデートには、専用ページで「今すぐアップデート」ボタンをクリックする。
【追記】筆者の環境ではインストール準備完了まで約1時間かかった。完了すると、通知センターに以下のような通知が来る。ここで実際のインストールをするタイミングを設定できる。
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