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Appleの英語圏ユーザーが一番使う絵文字は「泣き笑い顔」 7位にはドクロも
Appleがプライバシー保護の技術を説明する文書の中で、英語圏ユーザーによる絵文字使用頻度トップ10を公開した。それによると、1位はダントツで泣き笑い顔文字、2位はハートだった。
米Appleは公式サイトのプライバシーに関する説明ページの英語版に、ユーザーのプライバシーを保護するための技術「差分プライバシー」についてのドキュメントへのリンクを追加した。
このドキュメントの「Count Mean Sketch」についての説明の部分で、Apple製品の米国ユーザーが使う絵文字のランキングを公開した。
トップは他を大きく引き離して泣き笑いの顔文字だ。2番めはハート。10位まではこのハートとドクロ以外はすべて顔文字だ。
Appleはこのドキュメントで、ユーザーが入力するテキストをそのまま収集して解析するのではなく、データにランダムな情報を加えるので安全に匿名化されると説明。
差分プライバシーから集めた情報は、個人のプライバシーを犠牲にすることなく、Appleのサービスを改善するために活用されているという。例えばiOS 10では、QuickTypeや絵文字の提案、「メモ」内の検索ヒントを改善するのに役立ったとしている。
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