横河レンタ・リースのPCライフサイクル管理クラウド macOS/Windows 10対応の新バージョンを発表
横河レンタ・リースが、macOSとWindows 10に対応した新バージョンのPC運用管理クラウド「Simplit Manager」を発表した。
横河レンタ・リースは、IT資産の運用管理に特化したクラウド型BPO(Business Process Optimization)サービス「Simplit Manager」の新バージョンを2017年12月11日から提供開始する。新バージョンでは、macOSとWindows 10搭載のPCにも対応した。
Simplit Managerは、PCやモバイルデバイスなどのIT機器や備品のライフサイクルを管理するサービスで、情報システム部門とユーザー部門をつなぐ専用のポータルサイトをクラウドで提供する。
IT機器や備品のライフサイクルをフェーズごとに支援する6つの管理機能を備える。具体的には、標準機をカタログ化して管理する「カタログ機能」、申請承認や手配依頼を管理する「申請手配機能」、機器の所在や利用者情報を管理する「棚卸し機能」、IT資産情報を台帳で一元管理する「IT資産管理機能」、IT管理台帳を基にリプレースのアラートなどの通知を自動配信する「イベント通知機能」、リプレース時のデータ移行やポリシー設定を支援する「リプレース支援機能」で、企業の効率的なIT資産運用管理を支援する。
今回、新たにmacOSとWindows 10をサポート。これにより、Windows 7/8.1/10およびmacOS(OS X 10.9 Mavericks以降)搭載のPCをIT資産として一元管理できるようになった。
同社によると、macOS搭載のPCは専門性の高い業務での利用が多く、デザイン部門などでは高額なソフトウェアがインストールされているにもかかわらず、情報システム部門の管理対象から外れているケースも多いとのこと。今回、そうしたmacOS搭載PCの管理ニーズに対応したという。
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