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Microsoft、オンラインゲームのバックエンドサービスPlayFabを買収しAzureを強化へ
Microsoftがバンダイナムコやカプコムを顧客に持つオンラインゲームバックエンド企業PlayFabを買収し、Microsoft Azureのゲーム市場向けサービスを強化する。
米Microsoftは1月29日(現地時間)、マルチプラットフォームのオンライゲームバックエンドサービスを提供する米PlayFabを買収したと発表した。買収総額などの取引の詳細は公表されていない。
PlayFabは、2014年創業のワシントン州シアトルに拠点を置く非公開企業。ユーザー管理や課金ツールなどを含む、オンラインゲーム運営に必要なツールを提供している。顧客にはバンダイナムコ、カプコン、Disney、Nickelodeon、Rovioなどが名を連ねる。現在1200以上のライブゲームを支え、累計7億人以上のプレーヤーにサービスを提供してきた。
MicrosoftはPlayFabのチームと技術を「Microsoft Azure」のゲーム業界向け強化に生かす狙い。「ゲーマーはこの買収のおかげでよりよい体験を得られる」としている。
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