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バンナム、HTML5活用のオンラインゲーム市場に本格参入 ドリコムと新会社
バンダイナムコとドリコムが新会社「BXD」を設立。HTML5を活用したオンラインゲーム市場に本格的に参入するという。
バンダイナムコエンターテインメントとドリコムはこのほど、HTML5を活用したオンラインゲームや、ゲーム配信プラットフォームの開発・運営を行う新会社を8月に設立すると発表した。サービス開始時期や参入タイトルは未定。
新会社名は「BXD」(ビーエックスディー)。資本金は2億4750万円で、出資比率はバンダイナムコが51%、ドリコムが49%。バンダイナムコのIP(知的財産)を生かしたゲームプロデュースのノウハウと、ドリコムのゲーム開発・運営力を活用し、「HTML5市場へ本格的に参入する」という。
HTML5は、Web上の文書を記述するマークアップ言語「HTML」の5回目の改定版で、従来バージョンと比べると動画や音声、グラフィックなどの処理がしやすく、Flashより表現の幅が広がるのが特徴。Flashを標準サポートしないブラウザも増えている。昨年12月発売のRPG作成ツール「RPGツクール MV」がHTML5に対応しているほか、楽天が今年4月にHTML5活用サービス「R Games」を始めるなど、注目を集めている。
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