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AppleのShazam買収、欧州委員会が調査開始
Appleによる音楽認識サービスShazam買収について、欧州委員会が調査を開始したと発表した。9月4日までに結論を出すとしている。
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は4月23日(現地時間)、米Appleによる英Shazamの買収についての調査を開始した。この買収によって欧州市場における健全な競争が阻害される恐れがあるとしている。
Appleは昨年12月、Shazamを買収することを認めた。音楽認識・検索サービスを提供するShazamを自社の音楽サービス「Apple Music」に統合することで、音楽サービス最大手のスウェーデンSpotifyに対抗する狙いとみられている。
米Wall Street Journalの2月の報道によると、Apple Musicの加入者数は着実に伸びており、米国では今夏にもSpotifyの有料会員数を抜く可能性があるという。
欧州委員会は2月、オーストリア、フランス、アイスランド、イタリア、ノルウェー、スペイン、スウェーデンの7カ国がこの買収についての調査をEUに要請したと発表した。
調査結果に基づいて、9月4日までに結論を出すとしている。
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