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AcrobatとReaderのアップデート公開、多数の深刻な脆弱性に対処:Photoshop CCもアップデート
AcrobatとReaderのセキュリティアップデートでは、計47件の脆弱性を修正した。Photoshop CCについても、重大な脆弱性を修正するアップデートを公開している。
米Adobe Systemsは5月14日、予告通りにAcrobatとReaderのセキュリティアップデートをWindowsとMac向けに公開した。また、Photoshop CCについても、重大な脆弱性を修正するアップデートを公開している。
Adobeのセキュリティ情報によると、AcrobatとReaderのセキュリティアップデートでは、計47件の脆弱性を修正した。危険度は同社の3段階評価で最も高い「Critical」が多数を占め、悪用されれば任意のコードを実行される恐れもある。
優先度はWindows、Macとも「1」に指定され、差し迫った悪用の危険があることをうかがわせている。
脆弱性を修正した更新版は、Acrobat DC/Acrobat Reader DCがバージョン2018.011.20040、Acrobat 2017/Acrobat Reader 2017が同2017.011.30080、Acrobat DC/Acrobat Reader DC(クラシック2015トラック)が同2015.006.30418となる。
一方、Photoshop CCのアップデートで修正された1件の脆弱性は、リモートコード実行に利用される恐れがあり、危険度は「Critical」、優先度は「3」に分類されている。
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