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ソフトバンク傘下のArm、ビッグデータ解析のTreasure Data買収で「Pelion IoT Platform」誕生
Armがビッグデータ解析のTreasure Dataを買収し、その技術を採用することで水平IoTプラットフォーム「Pelion IoT Platform」を誕生させたと発表した。
ソフトバンク傘下の英Armは8月3日、米ビッグデータ分析企業Treasure Dataを買収したと発表した。取引の詳細は公表されていないが、米Bloombergによると買収総額は約6億ドル。
Treasure Dataは2011年に芳川裕誠氏ら3人の日本人が創業したカリフォルニア州マウンテンビューに拠点を置く非公開企業。1秒当たり200万件のイベントを処理し、1日当たり数十万のクエリと50兆件のレコードを処理するクラウドベースのEnterprise Customer Data Platform(CDP)で、購買履歴やIoTセンサーのデータの情報分析サービスを広告・マーケティング・CRMなどの300社以上の顧客に提供している。
ArmはTreasure Dataの技術をArmのIoTデバイス管理サービス「Arm Mbed Cloud」と組み合わせることで、デバイスからデータまで一環して管理できるIoTプラットフォーム「Arm Pelion IoT Data Platform」を実現する。
Treasure Dataは今後もCDPを顧客に提供していく。Arm Pelion IoT Platformの提供は同日開始された。
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