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VRブラウザ「Firefox Reality」、Vive、Oculus、Daydream向けに公開
MozillaがVR HMD向けWebブラウザ「Firefox Reality」のバージョン1.0をリリースした。Vive、Oculus、Daydreamのそれぞれスタンドアロンヘッドセットで利用可能だ。音声検索機能搭載。
Mozillaは9月18日(現地時間)、VRヘッドセット向けWebブラウザ「Firefox Reality」のバージョン1.0をリリースしたと発表した。「Oculus Go」、スタンドアロン型の「Daydream」端末(Lenovo Mirage Soloなど)、「Vive Wave」搭載のスタンドアロン型(Vive Focus)向けを、それぞれのアプリストアからダウンロードできる。
コントローラでバーチャルキーボードから入力できる他、音声での検索も可能。また、「プライベートブラウジグ」機能も搭載する。
ホームスクリーンには「世界中のクリエイターと協力して集めたゲームや動画」が並び、VRならではの体験を楽しめるという(1つめの画像)。
他のプラットフォーム向けFirefox同様に「Firefox Quantum」エンジンを採用しており、滑らかで速いブラウジングが可能だとしている。
ブックマーク機能も360度動画機能もまだないが、段階的に機能を追加していく計画だ。
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