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AI動画解析で路面の積雪、凍結、損傷をリアルタイム検知――ウェザーニューズが実用化に向けた実証実験へ
ウェザーニューズは、車載カメラの映像から積雪、凍結、損傷などの路面状況をリアルタイムで自動検知する「AI道路管理支援システム」の実証実験を開始。2019年夏までの実用化をめどに、冬季間、路面凍結や積雪の把握、白線検知などの有用性を検証する。
ウェザーニューズは2018年12月20日、高品質な道路管理の支援に向け、車載カメラの映像から積雪、凍結、損傷などの路面状況を自動検知する「AI道路管理支援システム」を2019年夏までに実用化すると発表した。今冬の間に、路面凍結や積雪の把握、白線検知に関する実証実験を実施する。
AI道路管理支援システムは、AIによる動画解析を用いて、車載カメラで撮影した道路の映像をリアルタイムで分析し、路面状況の変化を自動で検知、マッピングする。従来の目視による確認に比べて高精度な検知が可能で、積雪や損傷の早期発見と早期対処が可能になるという。
システムは、低価格なシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」、オープンソースの画像処理ライブラリ「OpenCV(Open Source Computer Vision Library)」に加え、新開発の映像伝送プロトコルで構成。情報通信研究機構(NICT)、クレアリンクテクノロジー、IoTコンサルティングの技術協力により、車載カメラ映像の高解像度でのリアルタイム伝送を実現し、比較的低コストでの導入が可能になったという。
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