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街中を走行する“IoTタクシー”による子どもたちの見守り実績が30万回を突破 見守りエリア拡大へ
ottaは、IoTを活用した見守りサービスの“動く基地局”として街中を走行する「IoT見守りタクシー」による子どもたちの見守り実績が、30万回に達したと発表。タクシーによる見守りは全国7都市で実施中で、今後、見守りエリアは順次拡大予定だという。
ottaは2019年1月15日、IoTを活用した見守りサービスの“動く基地局”として運用する「IoT見守りタクシー」による子どもたちの見守り実績が、2018年12月に30万回(距離にすると約7422キロ)に達したと発表した。
ottaは、“見守り端末”を持たせた子どもや高齢者の位置情報履歴を、スマホアプリやメールで保護者に伝える見守りサービスを開発。2017年以降、東京電力ホールディングスなどの大手電力会社と提携し、関東地区、関西地区、九州地区で見守りサービスを提供する他、JapanTaxiの協力の下、タクシーを見守りサービスの“動く基地局”として利用する「IoT見守りタクシー」を運用している。
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