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国内のテレワーク導入率、わずか1割 「生産性へのメリットは」本当か
レノボ・ジャパンの調査によると、テレワーク導入企業の職場満足度は未導入企業の約2倍で、テレワークの利用頻度と勤務環境の満足度は比例する傾向が高かった。一方、テレワーク制度の導入は全体の1割程度にとどまり、普及には課題があることも分かった。
レノボ・ジャパンは2019年6月25日、全国の20〜50代の社会人を対象にしたテレワークの利用実態に関する調査結果を発表した。
同調査は、2019年6月11日〜12日にインターネットのアンケート調査で実施。スクーリングによって導き出したテレワーク従事者200人を含む企業や団体の従業員5922人から回答を得た。
勤務環境の満足度とテレワークの関係は?
今回の調査対象者全員に、総合的な勤務環境の満足度を尋ねたところ、全体の約3割が「満足している」「やや満足している」と回答。
このうち、テレワーク未導入企業で勤務環境に「満足している」と回答した人は28.7%だったのに対し、テレワーク導入企業では56.0%と半数以上が勤務環境に満足しており、約2倍の差があった。
調査で分かったテレワークのメリットとは?
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