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高田馬場駅と所沢駅にテレキューブ設置、「駅ナカでテレワーク」を実証 西武鉄道
西武鉄道は高田馬場駅と所沢駅の構内に、ボックス型のワークブース「テレキューブ」を設置した。防音性が高く、プライバシーが確保された環境で業務ができる。働き方改革推進の一貫として、2020年9月まで実証実験を実施する。
西武鉄道と西武プロパティーズは2019年9月17日、西武線の駅構内にテレキューブサービスの提供する「テレキューブ」を設置すると発表した。高田馬場駅と所沢駅に設置し、西武線や駅の利用客にワークスペースを提供する。実証期間は2019年9月下旬から2020年9月まで(予定)。
テレキューブは「ビジネスパーソンが周囲に気兼ねなく働けるセキュリティの高いコミュニケーションスペース」をコンセプトに作られた、ボックス型のワークブース。可動式で、オフィス内やオフィスビルのエントランス、駅、空港、商業施設などの公共空間にも設置できる。サイズは公共空間向きの1人用モデルで幅、奥行きとも1.2メートルほど。
内部にはテーブル、イス、電源(コンセント1口、USBコネクタ1口)、照明、冷暖房を装備し、セキュリティやプライバシーが確保された静かな環境で作業ができる。また、防音性が高く、電話やWeb会議などでのコミュニケーションにも対応する。
設置場所と利用方法、料金は……
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