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実験店舗「セブン-イレブン麹町駅前店」オープン――NECの「設備稼働管理」「棚定点観測」を採用
セブン-イレブン・ジャパンが「セブン-イレブン麹町駅前店」をオープンした。NECが設備を予防保全する「設備の稼働管理」と、棚状況を直感的に把握できる「棚定点観測」が導入されている。同店舗は今後、新設備の試験導入や新たな顧客価値の提供、効率的な運営を目指す実証実験拠点となる。
2019年12月12日、セブン-イレブン・ジャパンの実験店舗「セブン-イレブン麹町駅前店」(東京都千代田区)が営業を開始した。朝7時のオープンから8時にかけ、通勤客を中心に多くの買い物客で賑わった。
新設備などの実証実験を継続的に行う拠点となる「セブン-イレブン麹町駅前店」の外観イメージ。“未来”を見据えて取り組みを加速させる思いを込め、今までにない新たな店舗イメージを採用したという(出典:セブン-イレブン リリース)
同店は、セブン-イレブン本社に最も近い店舗だ。変化する顧客ニーズに応える店舗づくりや店舗の課題解決を目的とした実証実験を継続的に行う拠点として、今後、新たな価値の提供、省人化・省力化の検討、より働きやすい店作りなどの実現に向けた実証実験を行っていく予定。
店内には同社の新型ATM(関連記事)やセルフレジ端末、コーヒーマシン、スムージーロボットなどが並ぶ。いずれも通常の有人店舗より台数を増やし、有人のレジも通常店舗と同等数設けている。NECの提供する「設備の稼働管理」と「棚定点観測」を行うソリューションが導入されており、ユーザーは通常の買い物に不便を感じないまま、新しい店舗の実証実験に参加できるよう配慮されている。
「設備の稼働管理」と「棚定点観測」の効果とは
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