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社会人からIoTセキュリティ人材を育成へ NECらが教育プログラムを開発:企業や高専で利用へ
NECらは、リカレント人材を対象とした「IT/IoTセキュリティ人材育成プログラム」を開発した。IT/IoTの利用とリスクを理解し、各産業分野の特徴を理解した設計、構築、運用のセキュリティ対策が行える人材を育成する。社会人向け教育プログラムとして推進する他、高専での利用も予定されている。
NECは2020年3月12日、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)、サイバーリスク情報センター(CRIC)と共同で、キャリアアップを目指すリカレント人材を対象とした「IT/IoTセキュリティ人材育成プログラム」を開発したと発表した。
同教育プログラムは、IT/IoT利用とそのリスクを理解し、各産業分野の特徴を理解した設計、構築、運用のセキュリティ対策が行える人材を育成するためのもの。実務で必要になる法規制、ガイドラインに関する学習も含まれる。
3段階のカリキュラムで、最新の知識や技術を習得
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