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SAP、弥生など5社、社会的システムのデジタル化研究会を発足、2020年内に「電子インボイス」の標準規格策定へ
SAPジャパン、弥生など、会計ソフトを手掛ける5社が「社会的システム・デジタル化研究会」を発足し、「社会的システムのデジタル化による再構築に向けた提言」をまとめた。手始めに、2020年内年内に「電子インボイス」の標準規格を策定し、2021年にシステム開発に着手する。
SAPジャパン、オービックビジネスコンサルタント(OBC)、ピー・シー・エー、ミロク情報サービス、弥生の5社は2020年6月25日、社会全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を目指すことを目的に、「社会的システム・デジタル化研究会」(通称:Born Digital研究会)を発足し、「社会的システムのデジタル化による再構築に向けた提言」を発表した。
「社会的システム・デジタル化研究会」が目指す社会全体の抜本的向上とは?
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