ニュース
“脱ハンコ”を一括で支援 バックオフィスを救うコンサルサービスとは?
パーソルプロセス&テクノロジーは、電子契約導入のコンサルティングサービスを開始した。既存業務プロセスの見直しから、電子契約業務を推進するRPAツールやAI-OCRの導入と活用支援までをトータルでサポートする。
パーソルプロセス&テクノロジー(以下、パーソルP&T)は2020年9月24日、電子契約や電子サインの導入と活用を支援する「電子契約導入コンサルティング」の提供を開始すると発表した。既存業務プロセスの見直しから、電子契約業務に必要なRPA(Robotic Process Automation)ツールやタスク管理ツールの導入と活用までを支援する。
パーソルP&Tによると、テレワークに見られるニューノーマル(新常態)な働き方が求められる中、経理や総務などのバックオフィス部門において「業務の承認や契約処理のために出社せざるを得ない」ケースがあったという。
同社は、今回のサービスを提供した理由について「2020年3月の税制改正により、電子帳簿保存法の条件が緩和されたことも追い風となった」とし「物理的制約のある契約書管理や承認業務の見直し、業務プロセスの再構築に高い関心が寄せられている」と述べた。
選べる電子契約サービス 用途に合わせて選択可能
関連記事
- 「脱ハンコ」賛成派は85%、「無駄なハンコ」の経験は行政関係がトップ――GMOインターネットグループ調べ
GMOインターネットグループが実施している「さよなら印鑑キャンペーン」のアンケート調査によると、「脱ハンコ」の賛成派は5万3849人(85%)、反対派は9820人(15%)だった。「このハンコ、不要では?」といった経験をした場面は、「行政関係」(39%)が最多だった。 - セキュリティ的に意味なし “旧ノーマル”な職場にはびこる習慣、その名も「PPAP」を知っていますか
テレワークやクラウド化が進む昨今、職場や生活の“ニューノーマル”として、今までのIT運用や習慣を見直す動きが出てきています。そこで今回、職場の“セキュリティ対策”とされている習慣のうち「実はそれ、セキュリティ的に意味がないんです。いらないんです」と言いたいものを2つご紹介しましょう。皆さんも、実はよく知っているかも――? - はんこを撤廃したいけど――中小企業の半分が「難しい」と考える理由 アドビ調査
アドビシステムズは中小企業や小規模企業を対象に、はんこの利用実態調査の結果を発表した。調査結果によると、調査対象の74.7%がはんこの撤廃を支持したが、50.1%は「撤廃は難しい」とも回答した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.