ニュース
Apache HTTP Server 2.49に悪用確認済みの脆弱性 迅速にアップデートを
Apache Software Foundationは「Apache HTTP Server 2.4.50」を公開した。修正された脆弱性はすでに悪用が確認されており注意が必要だ。
Apache Software Foundationは2021年10月4日(現地時間)、同社のWebサイトでオープンソースソフトウェア(OSS)のWebサーバソフトウェア「Apache HTTP Server 2.4.50」を公開した。今回のアップデートは、「Apache HTTP Server 2.4.49」に存在する脆弱(ぜいじゃく)性を修正した。
Apache HTTP Server 2.49で見つかった脆弱性は?
Apache HTTP Server 2.49で見つかった脆弱性は次の通りだ。
関連記事
- Facebookサービス停止の裏側、Cloudflareが見た世界
Facebookが約5時間半に渡ってアクセス不能に陥った。CDN大手のCloudflareがこの事件の成り行きをBGPデータから分析し、サービス停止の様子を詳細に伝えている。 - Google Chromeの最新バージョンが配信開始 すでに脆弱性を突いた攻撃プログラムも確認済み
Googleは「Google Chrome version 94.0.4606.71」の配信を開始した。影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある脆弱性も含まれるため迅速に対処してほしい。 - VPN製品の選定における「正解」は? 米国のセキュリティ専門機関が情報シートを共同公開
NSAとCISAは、VPN使用の伴うセキュリティリスクをまとめた情報シートを共同公開した。同シートはVPN使用時のセキュリティリスクに加え、選定に当たっての注意事項などをまとめている。 - iOSのゼロデイ脆弱性4件のPoCが公開される、Appleの対応不備を指摘
外部の研究者やユーザーにバグの発見と報告を促す「バグ報奨金プログラム」は脆弱性の発見と修正に大きな効果を上げている。だが必ずしもその取り組みは正しく進んでいるわけではないのかもしれない。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.