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コロナ禍でERPパッケージライセンス市場が縮小しない理由:DXを追い風に
矢野経済研究所の調査によると、コロナ禍に見舞われた2020年における国内のERPパッケージライセンス市場は前年比1.4%増でほぼ横ばいだった。デジタル庁の発足などに後押しされたDXへの関心の高まりから、2021年以降は回復基調に転じるとみられる。
矢野経済研究所は2021年10月11日、基幹業務を統合管理するソフトウェアであるERP(Enterprise Resources Planning:企業資源計画)パッケージライセンスの国内市場調査を発表した。
同調査は2021年6〜9月、ERPパッケージベンダーを対象に実施した。2020年における国内のERPパッケージライセンス市場の規模はエンドユーザー渡し価格ベースで1201億6000万円と前年比1.4%増で推移している。2017〜2019年の3年間平均と比べて落ち込んだものの、縮小には至らなかった。
DXを追い風に進むERPへの投資
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