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BINDにDoS攻撃を引き起こす脆弱性が見つかる CISAが対策を呼びかけ
BINDにDoS攻撃を引き起こす可能性がある脆弱性が見つかった。CISAはユーザーにセキュリティ情報を確認するとともに、必要に応じたアップデートの適用を推奨している。
非営利団体Internet Systems Consortium(ISC)は2021年10月27日(現地時間)、同団体が開発、配布するDNSサーバのプログラム「ISC Berkeley Internet Name Domain」(BIND)に脆弱(ぜいじゃく)性(CVE-2021-25219)が存在すると伝えた。CVE-2021-25219が利用されれば、遠隔から攻撃者によってサービス妨害攻撃(DoS:Denial of Service attack)を引き起こされる可能性があるとされている。
脆弱性が存在するバージョンは
ISCはCVE-2021-25219に関する情報を次のページにまとめている。
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