ニュース
NSW、「Infor WMS」提供でインフォアジャパンと提携 サプライチェーン全体の最適化で物流DXを支援
NSWは、倉庫管理システム「Infor WMS」の販売でインフォアジャパンと提携した。物流管理/輸配送管理システムやマテハン機器、自動倉庫などとの連携により、製造・流通・物流業などの顧客に総合的な物流基盤構築を支援する。
NSW(日本システムウエア)は2021年11月16日、インフォアジャパンと同社の製造・流通・卸売・3PL(サードパーティーロジスティクス)向けのクラウド倉庫管理システム「Infor WMS」の販売で業務提携を締結し、同日より提供を開始した。
クラウドWMSで実現する物流DXとは
Infor WMSは、倉庫のデジタル化と可視化、オペレーションの自動化と効率化ニーズに対応する大規模倉庫向けWMS(倉庫管理システム)ソリューション。倉庫管理から輸送管理、労務管理、3PL請求処理まで、サプライチェーン関連の全機能を単一の統合プラットフォームとして提供する。
関連記事
- 倉庫DXで“20年前の技術”が大活躍 DHLや物流、小売りが続々導入する理由
コロナ禍で打撃を受けた倉庫作業の現場で、センサー技術と自動化技術が急速に普及しつつある。初めて市場に登場した90年代には広まらなかった技術に何が起こったのか。また、市場関係者が期待するという、単なる効率化を超えた導入効果とは何なのか。 - IT予算がないなら戦略で勝負だ 中小企業がサプライチェーンを劇的に改善する3つのポイント
AmazonやWalmartといった大手が巨額の投資を実行して倉庫にイノベーションを起こす一方、小規模なサプライチェーンを抱える中小企業にとっては「少ない投資で、大きな効果」を狙えるデジタル戦略が重要になる。今こそ役に立つ3つのポイントとは。 - “データ多過ぎ”時代のIT戦略、変わるポイントは? サプライチェーンの場合
足りない知見を補いたい企業が“データ不足”に悩んでいた時代は終わり、今度は大量のデータをどうさばくか悩む時代が到来しつつある。データから望む知見を引き出し、同時に費用対効果も上げるために必要なポイントとは何だろうか? サプライチェーン管理の視点から考えてみよう。 - 国内の“倉庫内”物流テック市場に成長の兆し その背景は――矢野経済研究所
WMS(倉庫管理システム)などのクラウドサービス、作業支援の音声認識システムなどを提供する「倉庫内物流テック」は、2015年前後から導入件数が伸びており、今後も伸長の見込み。特にAIやRFIDの活用は、2021年に物流現場への本格導入が進むという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.