ニュース
オフィスの銀行振り込み業務、テレワークで自動化 日本CFO協会らが新サービス:財務のテレワーク支援に
日本CFO協会らは、WinActorを活用し、テレワーク環境下でも銀行振り込み業務や請求書処理を自動化できる「らくらく振込」の提供を開始。「テレワーク導入は2割」という経理・財務部門のDX支援策としてサービス展開を見込む。
日本CFO協会は2022年1月20日、請求書の受け取りから支払いまでの経理業務プロセスを自動化する新サービス「らくらく振込」の提供を開始した。
チャット経由で請求書処理を自動化する新サービス その仕組みは?
らくらく振込は、NTTアドバンステクノロジのRPAツール「WinActor」を、拡張機能「WinActor Brain NaRuKami」(以下、NaRuKami)と組み合わせて、社外からスマートフォンでリモート操作できるようにし、銀行振り込みを自動化するソリューション。NaRuKamiは、WinActorと各種チャットアプリ(「elgana」「Slack」「Microsoft Teams」など)を連携し、チャットアプリ経由で対話的にWinActorを制御できるようにする拡張機能だ。
関連記事
- 為替振込業務の8割を自動化する信用金庫向けBPOサービス、NECとしんきん情報サービスが2021年1月から提供
NECとしんきん情報サービスは、為替振込業務を自動化する機能を備えた、信用金庫向けのBPOサービスの提供を開始する。バックオフィス業務で大きなウエイトを占める為替OCR帳票の作成、確認、発行を自動実行する仕組みを活用することで、従来人手で行っていた処理の約8割を削減する。 - 特別定額給付金の処理状況をWebで確認可能に、SAPジャパンが地方公共団体向けにWebサービスを無償提供
住民が郵送申請書の給付コードやオンライン申請の受付番号を入力すると、受付日や審査の処理状況、振り込み予定日が表示される。 - 紙印刷を「大幅」削減 花王が決算業務の効率化に向けSAPのクラウドプラットフォームを採用
花王は、決算業務の効率化に向けたプラットフォームとして、ブラックラインとSAPの共同ソリューション「SAP Account Substantiation and Automation by BlackLine」を採用し、稼働を開始した。同社の働き方改革とDXを実現する取り組みとは。 - “クラウド抵抗国”日本における業務自動化の未来とは エバンジェリストが語る“RPAの限界”と“iPaaSでできること”
多くの企業が自社の業務プロセスを自動化して生産性向上を目指す中、RPAに代わり注目を集めるのがiPaaSだ。本連載は日本企業がiPaaSを使いこなして「ハイパーオートメーション」を実現するポイントを全3回で紹介する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.