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ニチガスはいかに「ごみ屋敷」を捨てたか? メタバースを活用したソリューション事業を支えるDX【前編、更新あり】「DXリーダーに聞く」 エネルギー×DX(3/3 ページ)

2010年から基幹業務システムのフルクラウド化を開始するなど、ニチガスのDX推進のスピードはエネルギー業界で群を抜く。同社が早い時期からDXを進められた背景と、業務改善の先にある「DXの成果」に迫る。

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脱炭素化でなぜ「ハイブリッド給湯器」なのか? 

 ニチガスがDX推進の先に描く事業像とはどのようなものか。「われわれの目線の先には常にお客さまがある」と、柏谷氏はここでも「顧客第一」を強調し、今後進めるべきこととして、顧客対応の完全な一元化を挙げた。「今、当社には約200万件お客さまがいる。営業部員1人当たり約1500件を電気・ガスなどのエネルギー種別の区別なく、保安から料金請求まで全てお世話する。こうした中で、スマホアプリで全てが『見える化』され、処理できるようにすることが大事だ」

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