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企業はなぜDXに向けて「ソフトウェア企業」へと変態すべきなのか:Weekly Memo(1/2 ページ)
「DXに取り組む企業は『ソフトウェア企業』になれ」とよく言われるが、なぜか。NTTデータが自社イベントで、この疑問に答えた内容が興味深かったので取り上げて考察したい。
NTTデータが注目トレンドに挙げた「ソフトウェア企業への変態」
「これからさらにあらゆる領域へITが入り込む。その成長点にはソフトウェアが存在する。ソフトウェアこそがどんな仕事をどのように行うかを決める。しかも、利用した結果生まれるユーザーからのフィードバックを基にして連続的に改善を繰り返し、より良いものに成長していく特性がある。これは従来の工業製品とは異なる強力なメリットだ」
こう語るのは、NTTデータの冨安寛氏(執行役員 技術革新統括本部長)だ。同社が2022年1月27〜28日にオンラインで開催した自社イベント「NTT DATA Innovation Conference 2022」の特別講演でのひとコマである。
冒頭から冨安氏の長めの発言をあえて紹介したのは、今回テーマに挙げたい「ソフトウェア」の特性がこの発言に凝縮されていると感じたからだ。
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