ニュース
東京ガス、膨大なデータを自然言語で検索するAIサービスを導入 データ資産を最大活用
東京ガスは、アクセンチュアが提供するデータ資産の活用を支援する「AI Powered ナレッジシェアリング」を導入した。同ソリューションは企業が保有するデータの価値を引き出し、データドリブン経営を支援する。
アクセンチュアは2022年4月27日、自然言語処理技術を実装したAI検索によって企業が保有するデータの価値を引き出し、データ駆動型の企業経営を支援する「AI Powered ナレッジシェアリング」(AI Powered Knowledge Sharing)の本格展開を開始したと発表した。
同ソリューションは既に東京ガスが導入しており、コールセンターにおける顧客問い合わせ対応業務で一定の成果が出ているという。
東京ガスがコールセンターに導入した自然言語処理AIの機能と役割は
AI Powered ナレッジシェアリングは、社内に点在する知見やデータを集約し、AIによる自然言語処理や自動音声認識を活用して高精度な検索を支援するソリューションだ。音声やテキストによる検索リクエストに対して、AIがその意図を理解し、膨大で多様なデータソースを横断的に検索し、速やかに情報を提示する。
関連記事
- アステラス製薬、次期基幹システムでグローバルシングルインスタンスによる業務統合を推進
アクセンチュアは、アステラス製薬が進める次世代基幹システムの刷新を支援する。これまで国や拠点、部門にまたがって存在していたデータを連携させ、高度な経営モデルの実現を目指す。 - アクセンチュアと中部電力の新会社が協業 グループのデータドリブン改革を支援
アクセンチュアは、中部電力の新会社TSUNAGU Community Analyticsとデジタル変革に向けたデータアナリティクス事業で協業を発表。データアナリティクスを活用した中部電力グループの業務変革や新規事業の創出を支援する。 - 現場を巻き込め、企業の「使えるデータ基盤」構築の勘所とは
企業がDXを推進していく上で追求すべきなのが「データドリブン」だ。その実現のためには「使えるデータ基盤」づくりが不可欠だ。新進気鋭のDX支援ベンダーによる提案から、その勘所を探ってみたい。 - データが保険の売り方を変えた DX生かした新商品が好調、三井住友海上を支えるクラウド戦略
「データ分析導入でROIが取れるのか」。かつて高額なデータ分析の仕組み導入で辛酸をなめ、社内でもこんな言葉を投げかけられた担当者は、失敗を糧にした「無駄のないクラウド基盤戦略」で大規模なデータ分析を可能にし、販売手法の変革やヒット商品につなげた。その方法とは。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.