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「データスキル」を巡り、経営者と従業員の認識に隔たり Tableauの調査で判明
Tableauは、事業成果を引き出すデータスキルの役割についての調査結果を発表した。日本では他国に比べてデータスキルに対する需要が高まる一方でトレーニングの遅れが目立つ。Tableauは「トレーニングの遅れは業績全体をリスクにさらす」と警告する。
Tableauは2022年6月2日、事業成果を引き出すデータスキルの役割についての調査「Building Data Literacy: The Key To Better Decisions, Greater Productivity, And Data-Driven Organizations」(データリテラシーの形成:よりよい意思決定、生産性の向上、データドリブンな組織へのカギ)の結果を発表した。同調査はオーストラリアやブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、日本、メキシコ、シンガポール、英国、米国の10カ国で従業員500名以上の企業に所属する企業の管理職と従業員2,000名以上を対象に実施された。
経営者の認識と現実との隔たりがもたらす危険性とは?
同調査によると、「データリテラシーの高い労働力がもたらす恩恵」として「収益の増加」を挙げた日本の回答者の割合は80%に上り、日本企業がデータスキルやデータリテラシーの向上のもたらす価値を認識していることが分かった。
一方で、既存のデータスキル研修の妥当性や範囲については経営層と従業員の間に相違があった。
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