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ファンケルがデータウェアハウス基盤をOCIで刷新 顧客の「ファン」化を促進
ファンケルは、顧客データの活用に向けたデータウェアハウス基盤を「Oracle Cloud Infrastructure」で刷新した。より高度なデータ利活用を通じて顧客の「ファン」化を図る。
日本オラクルは2022年6月7日、化粧品・健康食品メーカーのファンケルが顧客データの活用に向けたデータウェアハウス基盤を「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)で刷新したと発表した。ファンケルはカスタマーリレーションの強化や顧客満足度向上を目的に、店頭やオンラインといった販売チャネルの購買データや行動情報などを同基盤に統合する。
顧客を「ファン化」するためのデータウェアハウス基盤とは
ファンケルは、2021年4月に開始した第3期中期経営計画「『前進2023』〜逆境を超えて未来へ〜」でOMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインの融合)と呼ぶマルチチャネル化の取り組みを推進してきた。
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