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Microsoft Teamsで発生した大規模障害 原因はECSのデプロイと判明
2022年7月21日(現地時間)、「Microsoft Teams」や「Microsoft 365」をはじめ、Microsoftの各種サービスが利用できなくなるインシデントが発生した。Bleeping Computerによれば、この原因はMicrosoftのエンタープライズ構成サービスにあったようだ。
Microsoftは2022年7月21日(現地時間)、「Twitter」などで「Microsoft Teams」(以下、Teams)にアクセスできない、またはTeamsの機能が利用できないという報告が挙がっていることを伝えた。
同問題は当初、Teamsに限定された障害だと考えられていたが、他のサービスに波及し、全世界のユーザーがさまざまな影響を受けることになった。Microsoftは後日、同問題の調査結果を報告し、エンタープライズ構成サービス(ECS:Enterprise Configuration Service)のデプロイによって引き起こされたと説明している。
影響を受けたサービスとその根本原因は?
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