ニュース
セキュリティリーダーが今、確立すべき『格闘スタイル』とは? ガートナーが提言
セキュリティとプライバシーの領域がカオス化する中、セキュリティリーダーの役割と責任は高まっている。ガートナーの提言によれば、確固たるセキュリティ戦略を確立するには“観の目”を持ち、3つのフェーズで取り組むことが重要だ。
ガートナージャパン(以下、ガートナー)は2022年7月26日、「セキュリティリーダーは新たな脅威に立ち向かうために、新たな格闘スタイルの確立を目指すべきである」との見解を発表した。
対策強化のための“観の目”と3つのフェーズとは?
ガートナーが2022年7月25〜27日に開催した「ガートナー セキュリティ&リスク・マネジメントサミット」の基調講演で、同社のアナリストでバイスプレジデントの礒田優一氏は2022年以降のセキュリティの重要論点と指針を解説した。
関連記事
- 日本のCIOが2022年に取り組むべき3つの課題 IT人材やDXコスト獲得に影響――ガートナー提言
ガートナーによると、日本のCIOが2022年中に取り組むべき重要課題は、「CIOとIT部門の役割」「人材と組織」「ITコスト管理」の3領域だという。 - 日本企業の「デジタル化」は7割以上がIT化・情報化にとどまる イノベーションに向けた脱却が急務――ガートナー
ガートナーの見立てでは、日本企業では「デジタル化」の7割以上が「IT化・情報化」にとどまる傾向が2025年まで続くという。本来の「ビジネス変革」を推進するために必要な企業体制やIT人材とは? - ガートナー「戦略的テクノロジのトップ・トレンド」2022年版を発表
ガートナーは「戦略的テクノロジのトップ・トレンド」の2022年版を発表した。CIOが注力を求められるビジネス上の重要課題として「成長を加速する」「変化を形づくる」「信頼の構築」の3つをテーマにした。 - ガートナー、DXにおける国内企業のアウトソーシング動向を調査
ガートナーは日本企業のDXにおけるアウトソーシング動向に関する調査結果を発表した。同社は「社外リソースを活用する際は社内外の両面で能力を最大限引き出すための施策がこれまで以上に重要になる」と指摘する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.