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ヤマト運輸がIT Service Managementを採用 社内のデータ問い合わせ業務を効率化
ヤマト運輸は、社内のデータ問い合わせ窓口「データコンシェルジュ」業務にServiceNowのIT Service Managementを導入した。問い合わせ業務を効率化し、短期間により多くのデータを提供できる仕組みを実現した。
ServiceNow Japanは2022年8月3日、ヤマト運輸が社内データに関する問い合わせ窓口「データコンシェルジュ」の業務にServiceNowのクラウド型ITサービスマネジメントソリューション「IT Service Management」(以下、ServiceNow ITSM)を採用したと発表した。データサイエンティストが必要とするデータの問い合わせ業務を効率化し、より短い納期で多くのデータを提供する仕組みを実現した。
社内データの案内役「データコンシェルジュ」を支援する仕組みとは
ヤマトグループは、「データに基づいた経営への転換」を掲げている。この実現に向けてヤマト運輸は、問い合わせ窓口「データコンシェルジュ」を設けて、ヤマトグループが有するあらゆるデータの収集や統合はもちろん、データを使える状態に整理するデータマネジメント体制を構築し、データサイエンティストが必要とするデータを迅速に提供している。
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