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SB C&S、SASEソリューション「HPE Aruba Networking SSE」を提供開始:セキュリティソリューション
SB C&Sは日本ヒューレット・パッカードのSASEソリューション「HPE Aruba Networking SSE」の取り扱いを開始した。セキュアなアクセスと利便性を両立させる複数の機能を提供する。
SB C&Sは2023年11月21日、日本ヒューレット・パッカードが提供するSASE(Secure Access Service Edge)ソリューションの中核となる「HPE Aruba Networking SSE」(旧Axis Security)の取り扱いを開始した。同日から提供開始される。
セキュアなアクセスと利便性を両立させる複数の機能を提供
ここ数年でテレワークやクラウドサービスの活用が大幅に進んだ。さまざまな環境から事業所やデータセンター、クラウドサービスにアクセスする状況になっており、安全なアクセスとデータ保護の重要性が増している。HPE Aruba Networking SSEはこれに対応し、事業所やデータセンターへの安全なアクセスを提供するものとされている。
HPE Aruba Networking SSEを導入することで、日本ヒューレット・パッカード「HPE Aruba Networking EdgeConnect SD-WAN」(旧Silver Peak)を補完および統合した「HPE Aruba Networking Unified SASE」として、より包括的なSASEソリューションの提供が可能になる。
HPE Aruba Networking Unified SASEによって提供される主な機能と特徴は以下の通りだ。
- Agentless ZTNA: デバイスを問わずWebブラウザでセキュアなリモートアクセスを提供する
- Agent ZTNA: PCなどのデバイスにインストールするエージェント型。PCの状態を確認した上でのセキュアなリモートアクセスを提供する
- SWG/CASB: セキュアなインターネット接続およびSaaS利用の可視化と制御を実現する
- Microbranch: アクセスポイント1台でWi-Fiや有線LAN、SD-WAN+SSE連携を提供する
- SD-Branch: Wi-Fiや有線スイッチ、SD-WANルーター拠点に必要なネットワークをフルスタックで提供する
- EdgeConnect: 高機能なSD-WANルーターおよび大規模拠点間の接続を最適化する
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