「超小型デスクトップパソコン」おすすめ3選 省スペースでも高性能【2019年最新版】
デスクトップパソコンというと、大きなタワー型や細身のスリムタワー型を思い浮かべるかもしれませんが、省スペースに設置したいなら小型のモデルがおすすめです。今回はそんな小型デスクトップパソコンの選び方と注目のモデルを紹介します。
今やパソコンの主流はすっかりノート型ですが、家の中で据え置きで使うならデスクトップ型も候補に入ってきます。特にデスクトップパソコンを買い替えるとき、ディスプレイやキーボード、マウスといった周辺機器がまだ使えるなら、パソコン本体だけを購入した方がおトクな場合も多いです。
デスクトップパソコンというと、大きなタワー型や細身のスリムタワー型を思い浮かべるかもしれませんが、置き場所を小さく、省スペースに設置したいなら小型のモデルがおすすめです。小さくても性能は十分で、メインのパソコンとして活躍できる製品もみられます。今回はそんな小型デスクトップパソコンの選び方と注目のモデルを紹介します。
設置場所に合わせて省スペースと性能のバランスをチェック
小型デスクトップパソコンと一口にいっても性能はさまざまです。省スペースを最優先したモデルには、中身が薄型ノートパソコンやタブレットと同じパーツのものもみられますが、小型ボディーでも通常のデスクトップパソコンと同じパーツを使っているものもあります。一般的に、前者は省スペースや静音性で有利、後者は性能で有利です。
実際の製品選びでは、設置する場所によってボディーサイズの限界が決まってくるので、それに合わせてどこまでの性能が必要なのか、予算と用途に合わせて選ぶのがいいでしょう。ちなみに、3Dゲームやクリエイティブ系といった高性能が必要な用途には、小型デスクトップパソコンは向きません。
パソコン本体だけで考えたら価格あたりの性能は高め
ノートパソコンと比較した場合、小型デスクトップパソコンのメリットは低価格で高性能が得られる場合が多いことです。これはもちろん、ディスプレイやキーボード、マウスといった周辺機器が別売だからで、全て新しく購入する場合はかえって高くつくこともあります。
ただ、安さだけで製品を選ぶと期待したより性能が低く、操作にストレスを感じるかもしれません。Web閲覧やメール、簡単な文書作成といった用途でも、CPUはCeleron、メモリは4GBといったあたりのスペックが使える最低ラインといえます。
「小型デスクトップパソコン」のおすすめはコレ!
小さくでもデスクトップ向けCPUでパワフル 「ThinkCentre M715q Tiny」
Lenovo(レノボ)グループといえば、世界のパソコン市場でトップシェアを誇る中国発のグローバル企業。この「ThinkCentre M715q Tiny」はコンパクトボディーと高性能を両立した注目の小型デスクトップパソコンです。「ThinkCentre」はビジネス向けノートパソコンの名門ブランド「ThinkPad」のデスクトップ版らしく、頑丈なボディー設計も特徴となります。
本体サイズ34.5(幅)×182(奥行き)×179(高さ)mmで容積1l(リットル)のコンパクトボディーはそのまま設置しても十分省スペースですが、オプションのVESA規格マウントに取り付けることで、外付けディスプレイの背面に合体できます。こうすれば、ディスプレイ以上に場所を取ることはありません。CPUは高コスパで知られるデスクトップ向けのAMD Ryzen 5 PROなどを採用し、小さいながらもパワフルに使えるのが魅力です。
幅広いスペックから選べる省スペースパソコン 「MousePro M」
マウスコンピューターは最近テレビCMでもおなじみの国内パソコンメーカー。予算や用途に合わせて豊富なラインアップをそろえています。その中で「MousePro M」は選べるスペックの幅が広く、さまざまな用途に対応できる小型デスクトップパソコンです。
本体サイズは26(幅)×151(奥行き)×195(高さ)とスリムでコンパクト。こちらもVESA規格マウントに取り付けることで、外付けディスプレイの背面に合体できる仕組みです。ノートパソコン向けCPUを使っているので、デスクトップ向けCPUに比べて性能面では不利になりますが、Core i5やCore i3を選べばOfficeアプリも十分使えます。ノートパソコンのように省電力という点はメリットです。
Windowsにこだわらないなら見逃せないモデル 「Mac mini」
Windowsパソコンに限定しなければ、「Mac mini」という選択肢もあります。2018年に久しぶりのモデルチェンジを行い、CPUは4コアのCore i3あるいは6コアのCore i5・i7(モバイル向けの第8世代Core)、メモリは最大64GB、ストレージは最大2TBと、大きく性能が向上しました。ただ、そのぶん価格は従来より上がっています。
本体サイズは197(幅)×197(奥行き)×36(高さ)mmと、前述の2製品より少し大きく、VESA規格マウントにも対応していませんが、それでも十分コンパクト。Appleロゴが入ったアルミ削り出しのボディーはインテリアの中で絵になります。iPhoneとの連携も便利なので、Macユーザーはもちろん、Windowsにこだわらなければ快適に使える1台です。
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