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「車中泊に向く車」おすすめ8選【2021年最新版】ゆったり寝泊まりできる快適空間は車選びから

移動の手段である車の中で寝泊まりする「車中泊」は、自由な旅行を楽しむ手段として人気が高まっています。ちょっと眠れればいい……というのではなく、快適に過ごせる車内であればこそ、旅の楽しみも増えるというもの。本格的に車中泊を始めるのであれば、旅の間に“我が家”となる車を選ぶポイントも変わってきます。「車中泊に向く車」のおすすめを紹介!

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 移動の手段である車の中で寝泊まりする「車中泊」は、マイペースで自由な旅行を楽しむ手段として人気が高まっています。ちょっと仮眠がとれればいい……というのではなく、旅の間の“我が家”として快適に過ごせる車内であればこそ、旅の楽しみも増えるというもの。本格的に車中泊を始めたいのであれば、車を選ぶポイントも変わってきます。

 ここでは、快適な車内を構築しやすい「車中泊に向く車」のおすすめを紹介します。ぜひ車選びの参考にしてみてください。

 *掲載した車の価格(税込)は2021年2月5日現在のものです。

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車中泊──マイカーで寝泊まりしながら旅をしよう!

 車中泊は「車内泊」と呼ぶこともあり、文字通り車の中で寝泊まりすることです。近年は車中泊向けのグッズやカスタムパーツなどが続々と登場しており、車中泊を楽しむ人は増加傾向。大手自動車メーカーが車中泊のしやすさを売り文句にした車を投入するなど、車の楽しみ方の1つとして定着しています。

 車中泊のメリットは何よりもその自由さ。車というフレキシブルな移動手段を宿泊所として利用でき、長時間の駐車が可能な場所であればどこでも泊まれる身軽さが魅力です(ただし、車中泊目的の駐車を禁止している場所もあるので、ルールをしっかりと調べて従う必要があります)。

 チェックイン・アウトの時間を気にする必要もなく、移動したい時に移動し、寝たい時に寝ればOK。長期休暇を使った長めの旅行も、ホテルなどを使うよりも低コストで済みます。車中泊向けの家電製品なども充実してきており、工夫を凝らした自分好みの快適な空間を作れば“大人の秘密基地”のよう。オートキャンプ場ならアウトドアも満喫できます。

車中泊向きの車:「フルフラット」な車内でぐっすり眠れる環境を

 キャンプなど、宿泊を伴うアウトドアアクティビティでは「快適に眠れること」が最重要ポイントの1つ。車中泊も例外ではなく、しっかり眠れないと翌日の運転にも響きます。従って、車中泊に向く車とは「車内で快適に眠れる環境を作れる車」と言えるでしょう。ゆったりと横になり、脚を伸ばして眠れる環境を車内に作ること。これが楽しい車中泊の大前提だと考えましょう。

 具体的には、車内のフロントシートやリアシートを倒すなどすることで「フルフラット(平ら)」にできる、ハッチバック車が最も車中泊に向いています。

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 リアシートを倒すとラゲッジルームとフラットになるパターンなど、車によってフラットになるシートアレンジはさまざま。フラットとはいってもシートの間に隙間ができたり、多少の凹凸ができたりする場合もあるので、基本的にはキャンプ用マットなどを敷くなどして寝床を作る必要があります。

 フルフラットにならない車でも、マットを重ねるなど工夫を凝らして快適な寝床を作っている人たちもいます。こうした先人のノウハウはネットに蓄積されていますので、参考にしてみるのもよいでしょう。

車中泊に向く車:おすすめモデルはコレ!

ホンダ N-BOX

・価格:142万8900円~223万円

 軽ハイトワゴンのベストセラー「N-BOX」(本田技研工業、ホンダ)。先代モデルでは、室内をフラットにできる「N-BOX+」という車中泊に最適なグレードがありましたが、2017年のフルモデルチェンジで残念ながら消滅。ただ、現行モデルでもフラットに近いシートアレンジが可能な上、人気車種だけに車中泊向けの社外パーツも豊富。車内をフルフラットにするベッドキットなども販売されています。

ホンダ N-VAN

・価格:127万6000円~187万2200円

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 ホンダ(本田技研工業)の軽バン「N-VAN」。荷物配達などを想定した商用車として開発されましたが、「助手席&荷室フラットモード」にすると広々としたフラットな空間が出現し、車中泊にも向くとうたっています。「+STYLE FUN」グレードならデザインもかわいらしく、ターボの設定もあります。

ダイハツ ウェイク

・価格:137万5000円~187万5500円

 ダイハツ(ダイハツ工業)の軽ハイトワゴン「ウェイク」。多彩なシートアレンジが可能で、運転席と助手席、リアシートを倒した「フルフラットモード」では、フラットな空間を作ることができます(マットは必要)。

ホンダ フリード+

・価格:218万2400円~304万400円

 ホンダ(本田技研工業)の5ナンバーミニバン「フリード」の3列目シートを省いて5人乗りとした「フリード+」(フリードプラス)は、リアシートを倒すことで余裕のあるフラットな空間が生まれます。ラゲッジスペースの床下も荷物の収納が可能です。

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トヨタ シエンタ ファンベース

・価格:180万9500円~252万1000円

 トヨタ(トヨタ自動車)の5ナンバーミニバン「シエンタ」から3列目シートを省いた5人乗り仕様「シエンタ ファンベース」。リアシートを倒せば荷室長2065mmのフラットな空間が出現します。ラゲッジルームには、収納スペースの増設などさまざまな使い道があるユーティリティホールを装備しており、工夫次第で車中泊にも便利に活用できます。

日産(オーテック) セレナ マルチベッド

・価格:323万1800円~407万7700円

 日産(日産自動車)の人気ミニバン「セレナ」を、日産子会社のオーテックジャパンが車中泊のために改造した“公式カスタムカー”が「セレナ マルチベッド」です。3列シートを取り外し、フラットなベッドを設置できるようになっています。ベッドは2150(奥行き)×1310(幅)mmと、大人2人が横になれる十分なスペース。ベッドマットの下は収納スペースとして活用できます。ハイブリッド「e-POWER」グレードも選択可能です。

日産(オーテック) NV200バネット マルチベッドワゴン

・価格:262万4600円~271万4800円

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 日産(日産自動車)のミニバン「NV200バネット」を日産子会社のオーテックジャパンが車中泊向けに改造した“公式カスタムカー”。セカンドシートを畳んでベッドボードを設置すると、フラットで広大なベッドになり、床下収納も可能。メーカーオプションで専用テーブルも用意されています。

トヨタ ハイエース バン

・価格:234万7000円~323万円

 トヨタ(トヨタ自動車)の商用車・乗用車のロングセラーですが、広大な荷室を持つ「バン」が車中泊に人気。車中泊向けの社外カスタムパーツが豊富にそろっており、プロショップが手がけるコンプリートカーのベース車としても好まれています。

快適さを左右! 車中泊マットの最新ランキング

 ショッピングサイトではどんな車中泊マットが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみてください。

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