au「使い放題MAX 5G/4G」を5つのポイントで解説【2021年3月版】
auは3月から、新プラン「使い放題MAX 5G」「使い放題MAX 4G」の提供を開始しました。同プランの概要について、5つのポイントでチェックしていきましょう。
auは3月から、新プラン「使い放題MAX 5G」「使い放題MAX 4G」の提供を開始しました。
同プランの概要について、5つのポイントでチェックしていきましょう。
au 使い放題MAX 5G/4G:通信量は無制限だがテザリングなどは30GBまで
使い放題MAX 5G/4Gはプラン名の通り、利用できる通信量が“無制限”になっており、大容量の通信を利用したい人におすすめのプランです。
auはこれまで「データMAX 5G/4G LTE」などの無制限プランを提供してきましたが、使い放題MAXは料金体系がよりシンプルに、また値下げによってお得度もアップしています。
ただ使い放題とはいいつつも、「テザリング(インターネット共有)」「データシェア」「国際ローミング通信(世界データ定額)」は月30GBの上限が設けられています。特に固定回線を引かずパソコンなどでテザリング利用を検討しているなら、この点に注意が必要です。
au 使い放題MAX 5G/4G:従来プランから1000円値下げ
使い放題MAX 5G/4Gの月額料金は6580円(税別、以下同)です。
従来料金のデータMAX 4G LTE(月7650円)やデータMAX 5G(月8650円)と比べると、割引前の料金で1000円以上安くなりました。1カ月の通信量が3GB以下になった場合は、自動で1500円が割り引かれます。
このほかAmazonの有料会員サービス「Amazonプライム」や有料の動画配信サービス「TELASA」「Netflix」「Paravi」「FODプレミアム」、サブスクリプションサービス「Apple Music」「You Tube Premium」をバンドル(付帯)したプランも用意されています。
例えばバンドルプランの1つ「使い放題MAX 5G with Amazonプライム」は、AmazonプライムとTELASAがついて月額7280円と、別々に加入するよりもお得。テザリング時のデータ容量も月60GBにアップします。
ただし、バンドルされるサービスはあらかじめ決められているため、あまり利用しないサービスがあると割高になってしまいます。
au 使い放題MAX 5G/4G:家族割と光回線セット割が使える
使い放題MAX 5G/4Gはメインブランドの料金プランだけに、家族割や固定回線とのセット割、そして学割が利用できます。
家族でグループ契約すると使える「家族割プラス」は、契約数が2回線なら各500円を割り引き、3回線以上なら各1000円を値引きするもの。
セット割の「auスマートバリュー」は、光回線サービス「auひかり」などを契約している場合に月1000円の割り引きを適用します。なお、auひかりはサービス利用料のほか、指定の有料オプション(500円~)が別途必要となる点に注意しましょう。
学割の「auワイド学割」は、22歳までのユーザーが対象の「U22」、23歳から29歳までが対象の「~U29」の2種類を用意。使い放題MAX 5G/4Gとの組み合わせで、U22は最大で月3580円、U29は最大で月3320円を6カ月間値引きします。申込みは5月末までです。
au 使い放題MAX 5G/4G:支払い方法によっても少しお得に
このほか「au PAYカードお支払い割」にも注目です。支払い方法を「au PAY カード」に指定することで、さらに月100円が割り引かれます。
NTTドコモも「dカードお支払割」(月170円を値引き)を提供していますが、auもこれに追随した形です。
一方で、定期契約による割り引きはなくなっているので、割引額はやや小さいものの、こうした細かい割引もなるべく活用できるようにしておきたいところです。
au 使い放題MAX 5G/4G:向いているのはこんな人
使い放題MAXは容量無制限(テザリングなど除く)で月6580円と、ネットをよく使うヘビーユーザー向けの料金です。ネット動画を頻繁に視聴したり、ゲームアプリを長時間遊ぶような人にはおすすめです。
家族割や光回線セット割、au PAYカード割などをうまく活用すれば、月4480円まで値下げが可能です。さらに3GB以下の利用月は2980円になります。
家族でauを契約しており、月によってデータ利用に差があるなら、使い放題MAX 5G/4Gを検討する価値があると言えるでしょう。
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