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「AirPods」「Beats」の完全ワイヤレスイヤフォン5機種の違いは? あなたにぴったりの1台はこれ【2021年最新版】

iPhoneユーザーが「完全ワイヤレスイヤフォン」を選ぶ場合、初期設定の容易さや機器間の連携において、同じApple(アップル)製を選ぶメリットは多く存在します。代表的な製品が、10月に発売されたばかりの「AirPods(第3世代)」です。また、お手頃価格になって併売されている「AirPods(第2世代)」や、上位モデルの「AirPods Pro」もあります。Apple製でも別ブランドの「Beats Studio Buds」「Powerbeats Pro」も選択肢に挙がります。それぞれの製品のポイントについてまとめてみました。

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 iPhoneユーザーが「完全ワイヤレスイヤフォン」を選ぶ場合、初期設定の容易さや機器間の連携において、同じApple(アップル)製を選ぶメリットは多く存在します。


「AirPods(第3世代)」

 代表的な製品が、10月に発売されたばかりの「AirPods(第3世代)」です。また、お手頃価格になって併売されている「AirPods(第2世代)」や、上位モデルの「AirPods Pro」もあります。

 Apple製でも別ブランドの「Beats Studio Buds」「Powerbeats Pro」も選択肢に挙がります。それぞれの製品のポイントについてまとめてみました。

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iPhoneユーザーなら最初に検討したい「AirPods(第3世代)」

 「AirPods(第3世代)」は2021年10月に発売された最新モデルで、2019年発売の「第2世代」から約2年ぶりにアップデートされた製品です。Apple Storeでの価格は2万3800円(税込、以下同)です。


「AirPods(第3世代)」

 デザインは後述する「AirPods Pro」に近く、軸の部分が短め。またイヤーピースは固いプラスチック製のインイヤー型です。装着時に耳の圧迫感が少ないですが、周囲の環境音を遮断するアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は備わっていません。

 新機能として注目しておきたいポイントは3つあります。1つ目は、軸にある感圧センサーを指でつまむ操作によって曲送りなどができるようになったこと。

 2つ目は、耐汗耐水性能を備えて、汗をかきやすいワークアウトでも安心して使えるようになったこと。

 3つ目は、空間オーディオとヘッドトラッキングという新機能に対応し、Apple MusicなどのDolby Atmos対応楽曲などをより臨場感を伴って楽しめるようになっていることです。

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 今回紹介するなかでは最もバランス感の良いのがこのAirPods(第3世代)です。ANCが不要ならば、まず同機を検討してみるのがよいでしょう。

価格重視で選ぶなら「AirPods(第2世代)」

 「AirPods(第2世代)」は2019年発売の従来モデルで、現在は1万6800円という価格が魅力です。


「AirPods(第2世代)」

 こちらは軸の部分が長い旧式のデザインで、操作方法も感圧センサーではなく、指で軸をダブルタップする、というもの。そのため、片耳に割り当てられる操作は限定されます。耐汗耐水性能も備えていません。

 機能面では、ユーザーごとに最適な音を再現する「アダプティブイコライゼーション」に非対応。また空間オーディオ、ヘッドトラッキングもないなど、最新のAirPods(第3世代)と比べるとやや見劣りしますが、音質が悪いというわけではありません。

 iPhoneと組み合わせてシームレスに使える、コスパに優れた選択肢と言えるでしょう。

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ノイズキャンセリングで電車移動時に最適な「AirPods Pro」

 「AirPods Pro」は2019年秋に発売された上位モデル。先の2モデルがインイヤー型だったのに対し、AirPods Proはイヤーピースのあるカナル型のデザインです。

 耳に装着すると、ピタっと密着するので、長時間装着するうえでは圧迫感を感じることもあるかもしれません。なお、AirPods(第3世代)と同じく感圧センサー式のコントロールを採用。耐汗耐水性能も備えます。


「AirPods Pro」

 AirPods Proを選ぶ最大のメリットは、周囲の環境音を遮断するアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が備わっていること。電車や飛行機に乗った場合などに周囲のノイズを低減し、音楽や英語のリスニングやPodcastなどをクリアに聞き取れるようになります。

 周囲の音を聞きたい場合には、外部音取り込みモードに切り替えることもできます。価格は3万580円です。

Androidでも使いやすい「Beats Studio Buds」

 「Beats Studio Buds」は、2021年8月に発売された“Beats by Dr. Dre”ブランドの完全ワイヤレスイヤフォンです。

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「Beats Studio Buds」

 価格はAirPods(第3世代)よりも安価な1万7800円ですが、AirPods Proと同様のカナル型で、ANCや外部音取り込み機能、空間オーディオにも対応します。ただし、ANCの精度はAirPods Proの方が良かったりしますので、差分がないわけではありません。Beatsらしい音作りになっていたりすることも特徴です。

 カラーバリエーションはホワイト、ブラック、レッドの3色があるのもAirPodsシリーズとの違い。またケースの充電端子がLightningではなくUSB Type-C。ワイヤレス充電はサポートしていません。こちらも耐汗耐水性能も備えています。

 ちなみに、同機はAppleデバイスだけでなく、Androidでも使いやすいのがポイント。アプリを通じてファームウェアアップデートも行えるので、Androidユーザーにとっては狙い目かもしれません。

激しい運動にぴったりの「Powerbeats Pro」

 「Powerbeats Pro」は、Beatsブランド初の完全ワイヤレスイヤフォンとして2019年に発売されたモデル。AirPodsシリーズと同じH1チップを備え、充電端子はiPhoneと同じLightningです。


「Powerbeats Pro」

 デザインは耳掛けがついたスポーティーなもの。耐水耐汗仕様も備えているので、より激しいワークアウトシーンにも適したモデルです。

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 なお、発売から時間がたっているうえに、価格が2万7280円とBeats Studio Budsよりもひと回り高額なのがネックでしょうか。

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