レビュー

お手頃価格で人気の「ルンバ i2」を使ってみたら、部屋の角や壁際まできれいになった! 上位モデルとの違いや気になる点も紹介

性能が良く手頃な価格の「iRobot(アイロボット) ルンバ i2」の特徴や、筆者が自宅で約半年間使ってみた感想を紹介します。

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 毎日の掃除をロボット掃除機に任せてみたいけれど、ブランドや型番が多すぎてどれを選んだらよいか分からない……という人も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、性能が良く手頃な価格の「iRobot(アイロボット) ルンバ i2」。Amazonや楽天の「ロボット掃除機」売れ筋ランキングでも上位の商品です。

 ここではルンバ i2の特徴や、筆者が自宅で約半年間使ってみた感想を紹介しますので、気になっている人はぜひ参考にしてみてください。


ルンバ i2

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おかだあきほ

フリーランスライター兼アウトドアショップスタッフ。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。勤務するアウトドアショップのお客さまから寄せられるお悩みや自身の山体験を生かし、リアルで深い内容を発信! リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。

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便利機能はほぼ網羅!

 家庭用ロボットメーカーであるiRobotが開発したルンバ i2は、ルンバシリーズのエントリーモデル。とはいえ、便利機能をほとんど網羅しています。例えば、専用アプリでの遠隔操作、掃除スケジュールの設定、短時間で効率的に掃除できるナビゲーションシステムなどが搭載されています。


狭い場所を感知して侵入しないように方向転換できる

 またエントリーモデルのロボット掃除機にありがちな「立ち往生」が少ないのも魅力。リアクティブセンサーテクノロジーが搭載されているため、狭い場所に侵入したり引っかかったりすることが少なく、スムーズに動き続けます。

ルンバシリーズの中で最もリーズナブル

 ルンバ i2の魅力はコスパの良さ。公式サイトでの定価は3万9800円(税込)で、ルンバシリーズの中では最もリーズナブルなモデルです。一方で、先述のような便利機能が搭載されており、掃除途中の充電切れや掃除のやり残しもほとんどありません。また、掃除が終われば自動で充電ステーションに戻っていくので、他の家事や仕事をしているうちに、気づいたら部屋がきれいになっています。


掃除が終わったら、自分で戻ります

 掃除性能も申し分ありません。小さなホコリや髪の毛、細かいパンくずや糸くずなども吸い取ってくれます。本体に付いているエッジクリーニングブラシが、部屋の角や壁際のホコリを掻き出すため、隅々まできれいになります。電気コード周辺や小さな本棚の下など、ルンバ i2が届かない部分のみを休日に掃除するだけで、快適に過ごせるようになりました。

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シンプルな構造でお手入れも簡単


ルンバ i2の裏側はこんな感じ

 ルンバ i2はリーズナブルな分シンプルな構造です。そのため、日々のお手入れが簡単なのが魅力。エッジクリーニングブラシや、中央部分のデュアルアクションブラシは取り外し可能です。時々髪の毛やホコリを取り除くと、故障を防いで長く使うことができます。


ダストボックスは、フィルター以外水洗い可能

 本体側面のダストボックスも水洗い可能です。ただし、ダストボックスに付属している白色のフィルターは水洗いできませんので、あらかじめ外してから洗いましょう。シンプルな構造で洗いやすく乾きやすいので、空き時間にササっとできるのがポイントです。

i3やi3+との違いは?

 ルンバ i2としばしば比較されるのが、同じくiRobotから販売されている「ルンバ i3」や「ルンバ i3+」です。

 i3は、i2よりも1つ上のモデル。i2は部屋を指定する機能が備わっていないのに対し、i3は部屋を指定できます。本体に部屋の構造を記憶させておけば、専用のアプリで特定の部屋のみを指定して掃除させられる機能です。


ルンバ i3(出典:Amazon

 i3+は、i3にごみステーションがついたモデルです。掃除を終えて電源ステーションに戻ると、たまったごみを自動でダストボックスに排出でき、最大1年分のごみを収納できます(※家庭環境によって期間は変動します)。

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ルンバ i3+(出典:Amazon

 i3やi3+は、複数の部屋をルンバ1台で掃除したい場合や、部屋が広くごみがたまりやすい家庭などにおすすめです。一方、1~2人暮らしなどで、特定の部屋のみを掃除したり、部屋が汚れにくかったりする場合には、i2の機能で十分だと感じています。

細かい場所も自力できれいに 

 ロボット掃除機を使いたいけれど、細かい場所まで掃除が行き届かないのではないかと心配な人は多いのではないでしょうか? 筆者も購入前に懸念していました。

 しかしルンバ i2は、椅子やベッドフレームの間など、細かい部分にも入り込んで掃除を行います。家具に少々ぶつかりながらも、細かい角度で方向転換をし、慎重に入っていくような動きで、止まってしまうことはほとんどありません。


椅子やベッドフレームの間などの細かい部分もきれいに

 方向を定めながら慎重に掃除をしていく様子は、応援したくなるようなかわいらしさがあります。そんなところも、ルンバ i2をはじめとしたロボット掃除機の魅力だと感じます。

高コスパで魅力的! でも気になる点もあり

 高コスパで魅力的なルンバ i2ですが、気になる点も2つありました。

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マッピング機能がないため、同じところを繰り返し掃除することも

 ルンバ i2には、自分の位置や部屋の構造を憶えて動く「マッピング機能」がありません。そのため、時には同じ箇所を何度か行き来することもあります。筆者は1部屋のみi2で掃除しているため特に問題はありませんが、複数の部屋を隅々まで掃除したい場合には、i3やi3+などの上位モデルがよいでしょう

たまに掃き出し窓のサッシに挟まる

 掃き出し窓を開けている場合、サッシに車輪が挟まり動けなくなっていることがあります。ルンバが動けなくなった場合にはアプリで通知されるため、自宅にいればすぐに解決できます。何度か続く場合は、掃除中は掃き出し窓を閉めておくとよいかもしれません。


サッシに車輪が挟まれて動けなくなることも

 気になるところはあるものの、筆者は価格と性能のバランスに非常に満足しています。「もう普通の掃除機には戻れない」という人も多いのが納得できる便利さです。

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