2024年の「高コスパスマートフォン」注目5選 8万円以下で買えるPixelやGalaxy、Aquosの各モデルとXiaomiのU2万円モデルなど【2024年12月版】
10万円もするようなスマートフォンは高すぎる――そんな人におすすめなのが、ミッドレンジモデルやエントリーモデルのコストパフォーマンスの高い機種です。ここでは2024年に発売されたスマホから、コスパに優れたおすすめ機種5選をピックアップして紹介していきます。
10万円もするようなスマートフォンは高すぎる――そんな人におすすめなのが、ミッドレンジモデルやエントリーモデルのコストパフォーマンスの高い機種です。
ここでは2024年に発売されたスマホから、コスパに優れたおすすめ機種5選をピックアップして紹介していきます。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
Google Pixel 8a
2024年7月に発売されたGoogleの「Pixel 8a」は、コスパに優れた「Pixel a」シリーズの最新モデルです。
プロセッサーには、2023年の上位モデルであるPixel 8やPixel 8 Plusと同じ「Tensor G3」を搭載し、「音声消しゴムマジック」を筆頭に、最近の機種で追加された主要なAI活用機能にも多く対応しています。
ディスプレイサイズは6.1インチで、リフレッシュレートは120Hz、ピーク輝度は2000ニトに対応します。また背面カメラは、メイン(6400万画素)+超広角(1200万画素)で日常使いならば充分な仕様です。
最大のポイントは、廉価シリーズでありながらも本モデルからOSアップデートが7年間も保証されるようになったこと。機種変更の回数は最小限に抑えながら、長く大事に使いたいというユーザーに向いています。
実売価格は7万円前後(税込、以下同)からです。
AQUOS sense9
「AQUOS sense9」は、シャープが2024年11月に発売したモデルです。
ミッドレンジの「AQUOS sense」シリーズ最新モデルで、サイズは6.1インチ。プロセッサーには「Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform」を搭載します。
AQUOSシリーズの最新モデルはディスプレイの進化が顕著で、1~120Hz可変リフレッシュレートに対応したPro IGZO OLEDが搭載されていることがポイント。また画面のピーク輝度も2000ニトまで上がり、屋外での視認性が良くなっています。
背面カメラは、標準(5030万画素)+広角(5030万画素)の2眼構成で、シリーズ上位モデルのようなライカ監修のレンズではないものの、標準カメラにはR9と同サイズの1/1.55インチの大型イメージセンサーを搭載しています。
ミッドレンジモデルとしては優れたカメラ性能の選択肢と言えるでしょう。
米国国防総省が定める物資調達規格のMILスペックに準拠した防水性能や耐衝撃性能を備ええていることにも注目。6~7万円前後で購入でき、破損のリスクも少ない点が魅力です。
Galaxy S23 FE
「Galaxy S23 FE」は、2024年2月に発売されたGalaxyの廉価モデルです。サイズは6.4インチで、価格は5~6万円といったところです。
プロセッサーには、2022年のハイエンドモデルなどに多く搭載されていた「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載。メモリも8GBを搭載するなど、性能面での不安はほぼありません。
背面カメラは、超広角(約1200万画素)+広角(約5000万画素)+望遠(3倍、約800万画素)の3眼構成です。
望遠カメラを備えているので、上位モデルと比べれば画素数はやや抑えられているものの、料理の写真に影を入れずに撮影したり、子どもやペットの表情を変えずに遠くからシャッターを切ったり、といった使い方に対応しやすいのが魅力でしょう。
またPixelシリーズでいう「消しゴムマジック」のような「オブジェクト消去」機能など、AI活用機能もサポートされており、撮影後の編集時でもしっかり使えます。
OPPO Reno11 A
「OPPO Reno11 A」は、2024年6月に発売されたモデル。サイズは約6.7インチで価格は4万円台まで下がります。
プロセッサーに「MediaTek Dimensity 7050」を搭載しており、処理性能は軽めのゲームアプリ程度なら問題なく遊べるレベルです。
メモリも8GBを備えるうえ、さらにストレージの一部を仮想メモリとして使うことで最大16GB相当まで拡張されます。割安な端末でありつつ、快適さにこだわっていることがポイントです。
背面カメラは、広角(約6400万画素)+超広角(約800万画素)+マクロ(約200万画素)の3眼構成で充実しています。
またIP65の防水・防じん性能や、おサイフケータイなどもしっかりサポートしている点は見逃せません。
Xiaomi Redmi 14C
「Redmi 14C」は、2024年10月に発売されたXiaomiのエントリーモデル。実売価格は約1万8000円からです。
デザインが個性的で、何より気軽に手を伸ばせる価格感が魅力と言えます。「とりあえず何でも良いからスマートフォンがあればよい/持たせておきたい」というニーズならば、候補に上がってくる一台でしょう。
ただし、ディスプレイサイズは6.88インチと大きいものの、その解像度は1640×720ピクセルと価格相応に少々荒めです。
プロセッサーには「MediaTek Helio G81-Ultra」を採用し、ストレージの一部をメモリとして拡張できるのがポイント。さすがに重めのゲームをプレイするのには向きませんが、ブラウジングやメールチェック、記念撮影などが主な用途なら十分カバーできる必要最低限の仕様といったところでしょう。
背面カメラは一見たくさん搭載されているように見えますが、実はメインカメラの1つのみ。ただし、画素数は約5000万あるので「とりあえず撮れれば良い」という人ならば、日常用途で困ることはないと思います。
おサイフケータイには非対応なこと、防水・防じん性能がIP52に留まることが注意点となります。
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