「ありそうでなかったデザインかも！」　ガジェットライターが2025年に気になった「スマホ関連アイテム」3選【後編】（1/4 ページ）

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エレコム「NESTOUT ケーブル」

　後編の1つ目は、エレコムが5月に発売したアウトドア向けの充電ケーブル「NESTOUT ケーブル」です。

　アウトドアシーンを想定した充電ケーブル自体は、探せばなくはないのですが、本アイテムがユニークなのは、フックで吊るして使えること。テントやタープを使う際にケーブルを空中に配線しやすいほか、デイジーチェーンに沿って設置することもできます。

　端子部分にはJIS保護等級IP54相当の防水・防じん性能を備えた保護キャップが付いているので、水しぶきや土ぼこりのある環境でも安全。ケーブル外皮は傷に強いポリエステル繊維で覆われているので、アウトドアシーンでも傷を気にせずに使えます。

　長さは1mと2mの2種類がありますが、ポータブル電源などからコードを伸ばすことを考えると、後者のほうがよいでしょう。また、充電ケーブルとしての仕様は、USB Power Delivery 100Wに対応しているので、大容量デバイスの充電にも活躍します。

　カラーは「ベージュ」「ブラック」の2種類を展開。ショッピングサイトでは3000円前後で販売中です。

エレコム「6in1 スマホスタンド型ドッキングステーション」

　続いても、エレコムからチョイス。8月に発売された、スマートフォンを充電しながらテレビやモニターへ画像を出力できる「6in1 スマホスタンド型ドッキングステーション」です。HDMI出力ポートはHDCPに対応しており、有料コンテンツの出力も可能です。

　スマホは天面にあるUSB Type-Cに接続。右側面にはUSB Type-Aポートが2基、左側面にはSDカードとmicroSDカードスロット、奥側面にはHDMIポートとUSB Type-Cポートを備えます。そのうえで、HDMIからの出力は最大4K/60Hz。USB Type-CはUSB Power Deliveryに対応しています。

　ストリーミングの動画サービスはもちろんですが、iPhoneシリーズの多くがAAAゲームに対応した昨今、こうしたドッキングステーションを介してリビングのテレビや、パソコンディスプレイなどにミラーリングで画像を出力できるとなると、想定する楽しみ方は一気に広がりますね。

　場合によっては、ビジネスシーンのプレゼンテーションなどにも使えますし、動画や写真を外部ストレージに吸い出す際にも活用できます。ショッピングサイトでは7000円前後で販売中です。

Hamee「iFace MagSynq Ring Holder（ローテートタイプ）」

　最後は、Hameeが6月に発売した「iFace MagSynq Ring Holder（ローテートタイプ）」です。一見すると片手操作の補助やスタンド用途で活用できる“王道のスマホリング”という印象ですが、そのポイントはMagSafeに対応した製品であり、かつデザインが凝っていることにあります。

　MagSafe対応のスマホリングを検索してもらうと分かると思いますが、市場には無骨なデザインや、線の細いメタリックなデザインの製品が多く目に留まります。本アイテムは、丸みを帯びた柔らかい外観が魅力で、柔らかくポップなテイストが好みの人にとって貴重な選択肢となるでしょう。

　リングの内側は丸みを帯びていて指が痛くなりづらかったり、スマホを傷つけないように裏側が柔らかいシリコンパッドになっているなど、ディティールも作り込まれています。

　カラーバリエーションは「ホワイト」「ブラック」「グレー」「ベージュ」「ペールブルー」「サクラピンク」の6色を展開。ショッピングサイトでは3000円前後で販売中です。

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