ガジェットライターが2025年に気になった「スマホ関連アイテム」3選【前編】（1/4 ページ）
今回は、2025年に登場したスマホアクセサリーのうち、筆者が特に魅力を感じた6製品を厳選して紹介。前半では「日常使いしやすい3アイテム」をピックアップしました。
2025年も面白い「スマートフォン周辺機器」がたくさん登場しました。ショルダーストラップや充電ケーブル、コンパクトな外付けSSDなど――そのジャンル自体はよくあるものでも、コンセプトやデザインが光るアイテムは、強く印象に残ります。
今回は、2025年に登場したスマホアクセサリーのうち、筆者が特に魅力を感じた6製品を厳選して紹介。前半では「日常使いしやすい3アイテム」をピックアップしました。ホリデーギフトや、年末年始の自分へのご褒美をお探しの際に、ぜひ参考にしてみてください。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter：＠kira_e_noway
Apple「クロスボディストラップ」
1つ目は、Apple「クロスボディストラップ」です。本アイテムは、秋に発売されたiPhone 17シリーズ・iPhone Airにあわせて登場しました。
ここ数年でショルダーストラップが一気に流行ってきましたが、ついにAppleも純正で出してきたか、という驚きがあり印象に強く残りました。
対応のiPhoneケースにある2カ所の穴を使って固定するのが特徴で、T字のホルダーを挟み込む一般的なタイプに比べ、劣化による落下リスクを抑えやすくなっています。
また、長さ調整が柔軟に行いやすい機構や、バンド部分にこっそり織り込まれたマグネットによって、余ったバンド部分がたわみづらくなっていることもよく練られたデザインだと感じます。
価格は9980円（税込、以下同）と、ストラップとしてはやや高めですが、価格相応のクオリティといえそうです。カラーバリエーションは「グリーン」「ネオンイエロー」「ライトブルー」など全10色が用意されています。なお、対応するiPhoneケースは以下の通りです。
クロスボディストラップが使えるiPhoneケース
- 対応するiPhone Airケース：iPhone Airバンパー、MagSafe対応iPhone Airケース
- 対応するiPhone 17ケース：MagSafe対応シリコーンケース
- 対応するiPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxケース：MagSafe対応テックウーブンケース、MagSafe対応シリコーンケース
CIO「Mate Tap002」
2つ目は、充電器メーカーのCIO（シーアイオー）が7月に発売した「Mate Tap002」。同社はここ数年で続々とデザインや機能に凝った充電機器・モバイルバッテリー類の製品を展開していることもあり、個人的に注目しているメーカーのひとつです。
本アイテムは、電源タップにコードリール式のUSB Type-Cケーブル（ケーブル長約70cm）が内蔵されているというガジェット感のある製品。それでありながらも、柔らかい色使いやミニマルなデザインを伴っている点が魅力です。
リビングや寝室、デスク周りなどで延長ケーブルを伸ばしたときに、そこからわざわざスマートフォンの充電器・ケーブルを接続して伸ばすのは手間ですし、見た目も乱雑になりがち。本アイテムに置き換えることで空間をスッキリと整えられます。旅行の際の荷物を減らすのにも良いですね。
カラーバリエーションは「ライトブラック」「ナチュラルホワイト」「モスグリーン」「カームブルー」「シェルピンク」の5色展開。ショッピングサイトでは4000円前後で販売中です。
エレコム「充電ケーブルショルダーストラップ」
3つ目は、エレコムが5月に発売した「充電ケーブルショルダーストラップ」。直径約8mmのストラップ部分が充電ケーブルを兼ねており、必要な際に端末の充電に利用できるというものです。同アイテムを使えば「あ、充電ケーブル忘れた！」といった場面がなくなります。
ストラップホールシートが付属しており、そのT字型ホルダーへの着脱がナスカン（※フック部分のこと）で行える点については、一般的なショルダーストラップと同様です。
ケーブルはUSB 2.0に準拠し、対応電圧/電流は最大20V/3A(60W)。USB Power Deliveryにも対応しています。普段使いのスマホを充電する用途ならば、これで十分でしょう。なお、ストラップとしてのケーブル長は最長1.5mですが、構造的に数値通り距離を伸ばせるかどうかは期待しないほうが良いかもしれません。
また、デザインについては、メンズでも使いやすいアウトドア系の雰囲気になっていることもポイント。ストラップとしての利用時には、USB Type-C端子はキャップで覆われた状態になります。
カラーバリエーションは「ブラック」「ブラックストライプ」「グリーンストライプ」「イエローベージュストライプ」の4色展開で、価格はメーカーの直販サイトで1000円前後です。ケーブル長の短いハンドストラップ版の製品もあるので、気になる場合はあわせてチェックしてみてください。
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