コラム

「Apple Creator Studio」はどんなサービス? 何ができる? 6つのポイントで解説・前編【2026年2月版】(1/2 ページ)

Appleは1月13日に、新しいサブスクリプションサービス「Apple Creator Studio(アップルクリエータースタジオ)」を発表しました。ここでは、「Apple Creator Studio」を6つのポイントで追いながら、同サービスの概要をおさらいしていきましょう。

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 Appleは1月13日に、新しいサブスクリプションサービス「Apple Creator Studio(アップルクリエータースタジオ)」を発表しました。


Apple Creator Studio(出典:Apple Creator Studio公式サイト

 「Apple Creator Studio」は、同社のMac、iPad、iPhone用のクリエイティブアプリを定額制で利用できるというもの。具体的な内容を6つのポイントで追いながら、前後編に分けて同サービスの概要をおさらいしていきましょう。

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井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway

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「Apple Creator Studio」とは

 「Apple Creator Studio」とは、1月13日にAppleが発表したサブスクリプションサービスです。本サービスに加入すると、動画編集ソフトの「Final Cut Pro」や楽曲制作ソフト(DAW)の「Logic Pro」などを筆頭に、モーショングラフィックスソフト、画像処理ソフトなど、Apple製の有料クリエイティブアプリを月額制で利用できるようになります。


Apple Creator Studio(出典:Apple Creator Studio公式サイト

 また、「Pages(ページズ)」や「Numbers(ナンバーズ)」など、オフィススイートの「iWork(アイワーク)」として括られる無料ソフトウェアにおいても、Apple Creator Studioに加入することで、AIを活用した付加的な機能が利用可能になります。

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「Apple Creator Studio」の加入で使えるようになる有料アプリ一覧

 Apple Creator Studioに加入すると利用できるApple製の有料アプリは、サービスサイトによると以下の通りです。「製品名(主な用途):執筆時点のApple Storeにおける買い切り版の価格」の順で表記しています。

  • Final Cut Pro(動画編集):5万円
  • Logic Pro(楽曲制作):3万円
  • Pixelmator Pro(画像編集・イラスト):8000円
  • Motion(モーショングラフィックス):8000円
  • Compressor(メディアエンコーディング):8000円
  • MainStage(ライブ演奏):5000円

DAWである「Logic Pro」(出典:Apple プレスリリース

 もし全ての有料アプリの買い切り価格を合計すると10万9000円になるので、これを月額制のサブスクリプションとして試せるのは、メリットを感じます。

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画像編集やイラスト制作に使える「Pixelmator Pro」(出典:Apple プレスリリース

 ただし、アプリケーションの想定用途はかなりバリエーションが広いので、全てのツールを使いこなすというのは現実的ではありません。サブスクリプションに含まれている1~3個のアプリを使うことになるのがほとんどでしょう。

 例えば、以下のような運用パターンが想定しやすいですね。

  • Pixelmator Pro(画像編集・イラスト)+Final Cut Pro(動画編集)で、カジュアルに画像や動画の編集を行いたいパターン
    • 買い切りだと計5万8000円相当
  • Final Cut Pro(動画編集)+Motion(モーショングラフィックス)+Compressor(メディアエンコーディング)で、凝った映像制作を行いたいパターン
    • 買い切りだと計6万6000円相当
  • Logic Pro(楽曲制作)+MainStage(ライブ演奏)という音楽活動系のソフトを目的にするパターン
    • 買い切りだと計5万8000円相当

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「Apple Creator Studio」に加入すると使える機能が増えるアプリ一覧

 普段から無料で使える「iWork」のアプリ(Pages/Numbers/Keynote)や、「フリーボード」ですが、これらのアプリケーションにもApple Creator Studioに加入することで利用できるプレミアム機能が用意されました。

 プレスリリース等で確認できた、Apple Creator Studioに加入することで使える機能が増えるアプリと追加機能の一覧は以下の通りです。

  • Pages
    • プレミアムテンプレート・プレミアムテーマの利用
    • 高度な画像生成および編集ツール
  • Numbers
    • プレミアムテンプレート・プレミアムテーマの利用
    • マジックフィルを使って認識したパターンにもとづいて数式を生成し、表に追加
    • 高度な画像生成および編集ツール
  • Keynote
    • プレミアムテンプレート・プレミアムテーマの利用
    • AIを活用したドラフト生成の機能
    • スライドから発表者ノートを生成する機能
    • レイアウトやオブジェクトの配置を修正
    • 高度な画像生成および編集ツール
  • フリーボード
    • 高度な画像生成および編集ツール

Apple Creator Studioに加入すると「Keynote」で利用できる機能のイメージ(出典:Apple プレスリリース

 また、「コンテンツハブ」と呼ばれる、Keynote、Pages、Numbersからアクセスできるライブラリが用意されました。Apple Creator Studioに加入していると、このコンテンツハブにアクセスでき、素材としての写真やグラフィックス、イラストなどを見つけやすくなるそうです。

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 後編では、月額料金や「Adobe Creative Cloud」との比較など、残り3つのポイントを解説していきます。

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