節約目的の「コーヒーメーカー」が“無駄遣い”になる人の3つの特徴【2026年最新版】(1/2 ページ)
ここでは、節約目的のコーヒーメーカーが“無駄遣い”に終わりやすい人の特徴を3つご紹介します。
カフェで飲むコーヒー代を節約するためにコーヒーメーカーを購入したものの、結局“棚の飾り”になってしまったという話をよく聞きます。この場合、コーヒーメーカー本体の購入費が無駄になっているので、家計にとっては“節約どころか損失”です。
ファイナンシャルプランナーの視点から見ると、このような失敗にはいくつか共通したパターンがあります。ここでは、節約目的のコーヒーメーカーが“無駄遣い”に終わりやすい人の特徴を3つご紹介します。
石倉博子
ファイナンシャルプランナー(1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP認定者)。
“お金について無知であることはリスクとなる”という私自身の経験と信念から、子育て期間中にFP資格を取得。実生活における“お金の教養”の重要性を感じ、生活者目線で、分かりやすく伝えることを目的として記事を執筆中。大学では美学美術史と油絵を学び、文学と造形の学士を取得。しかし今は芸術とは程遠いお金の計算に情熱を燃やす人間になっている。伏線がきれいに回収された小説を読むのが好き。
特徴1:掃除や手入れの手間を想定していない
カフェで出されるようなおいしいコーヒーを自宅でも楽しみたいと考えて、コーヒーメーカーを購入する人がほとんどだと思いますが、意外と見落とされがちなのが手入れの手間です。
使用後はコーヒー粉の処理、フィルターや部品の洗浄、定期的な内部洗浄など、使い続けていくための手入れが必要です。こうした手間を面倒に感じると、次第に使う頻度が減っていき、最終的に「棚の飾り」になってしまうケースがよくあります。
おいしいコーヒーは飲みたいけれど、手入れが簡単なものがいいという人は、カプセル式かドリップ式のコーヒーメーカーを選ぶとよいでしょう。
コーヒーメーカーの機種による手入れの方法の違い
- ドリップ式コーヒーメーカー
- フィルター、ガラスポットなどを毎回洗う
- 半年に1回程度、定期洗浄をする
- カプセル式コーヒーメーカー
- コーヒー抽出後にカプセルを捨てる
- カプセルホルダーや給水タンクなどを洗う
- 全自動(ミル付き)コーヒーメーカー
- ホッパー、ドリッパー、ガラスサーバーなどの各部品を毎回洗う
- 定期的に内部洗浄をする
- コーヒー粉末経路を定期的に清掃する
お手入れが簡単な順に「カプセル式」→「ドリップ式」→「全自動(ミル付き)」となります。
特徴2:機種が自分に合っていない
コーヒーメーカーは大きく分けて、「ドリップ式」「全自動(ミル付き)」「カプセル式」の3種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
ドリップ式コーヒーメーカー
ドリップ式は最も一般的なコーヒーメーカーです。コーヒー粉をフィルターに入れて、お湯を注いで抽出します。
- 特徴
- 本体価格が比較的安い
- 構造がシンプル
- お手入れがしやすい
主なメーカー
- タイガー魔法瓶 コーヒーメーカー ドリップ式ADC-N060K
- De'Longhi(デロンギ) ドリップコーヒーメーカー アクティブ ICM12011J-W
向いている人
あらかじめひかれたコーヒー粉を使用するため、コーヒーの香りや味にこだわる人にとっては、多少物足りなく感じるかもしれません。ひきたてのコーヒーを求めない代わりに、お手入れの簡単さや価格の安さを重視する人にはドリップ式が向いているでしょう。
全自動(ミル付き)コーヒーメーカー
コーヒー豆をひくところから抽出までを自動で行うコーヒーメーカーです。ひきたてを味わうことができます。
- 特徴
- 本格的なコーヒーが入れられる
- 本体価格が高め
- 掃除やメンテナンスの手間が増える傾向
主なメーカー
- パナソニック コーヒーメーカー 全自動 ミル付きNC-A58-K
- De'Longhi(デロンギ) 全自動コーヒーマシン マグニフィカS ECAM22112W
向いている人
「コーヒーは豆をひくところから」といった本格的なコーヒーを楽しみたい人は、ミル付きのコーヒーメーカーがよいでしょう。豆と水をセットするだけで自動的にコーヒーができあがるので、操作自体は簡単です。
ただし、掃除やメンテナンスの手間がかかるので、その点を許容できないと宝の持ち腐れになる可能性があります。
カプセル式コーヒーメーカー
専用のカプセルをセットして抽出するタイプのコーヒーメーカーです。カプセルを入れてボタンを押すだけでコーヒーを抽出できる手軽さが最大の特徴です。
- 特徴
- 手軽に本格的なコーヒーが入れられる
- お手入れが簡単
- ランニングコストがかかる
主なメーカー
- ネスプレッソ カプセル式コーヒーメーカー イニッシアD40-BK-W
- ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ エス プラス
向いている人
忙しい人や手入れの手間を減らしたい人に向いています。また、エスプレッソやカフェラテなどさまざまな種類の味を楽しみたい人にも向いている商品です。
ただし、専用カプセルを購入する必要があるので、1杯あたりのコストは高くなる傾向があります。長く使うほどランニングコストがかかってしまう点は注意が必要です。
自分に合わない機種は使わなくなる
自分に合っていない機種を選ぶと、使わなくなる原因になります。
例えば、手軽にコーヒーが飲みたい人が豆をひくところから始まる本格的な全自動マシンを購入すると、手入れなどが面倒になってだんだんと使わなくなります。逆に、コーヒーの味にこだわりがある人が簡易的な機種を選ぶと、満足できずに結局カフェに通い続ける可能性もあります。
長く使い続けるには自分に合ったコーヒーメーカーを選びましょう。
特徴3:節約のつもりが節約になっていない
例えば、カフェで飲むコーヒーが400円だとして、自宅で飲めばコーヒー粉分の70円程度で済むため、「かなり節約できる」と考える人も多いでしょう。しかし実際には、コーヒーメーカーの本体価格に加え、フィルターや専用の洗浄剤、電気代などもかかります。これらを含めたトータルコストで考えると、思ったほど節約になっていない場合もあります。
また、そもそもカフェで飲む回数がそれほど多くなければ、節約効果は小さいので、「何のためにコーヒーメーカーを買ったのか」と感じてしまうこともあるでしょう。
さらに、カフェでコーヒーを飲む理由が休憩や気分転換、あるいは場所代の意味合いである場合、自宅でコーヒーを飲んでもその代わりにはなりません。コーヒーを飲む目的が純粋にコーヒーそのものを楽しむことにあるかどうかも、購入を検討するうえで重要なポイントです。
コーヒーメーカーを購入する前に確認しよう
コーヒーメーカーを購入しても、結局使わなくなってしまえば“無駄使い”になります。そうした失敗を防ぐためにも、購入前に次のポイントを確認しておきましょう。
- 日常的に使う習慣があるか
- 自分に合った機種か
- 掃除や手入れの手間を許容できるか
コーヒーメーカーは上手に使えばカフェ代の節約になり、生活の満足度も高くなる家電です。購入する目的や使い方、手入れの手間なども考慮したうえで、自分の生活に合った一台を選びましょう。
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