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» 2019年12月10日 15時00分 公開

Apple「MacBook」おすすめ3選 「Air」と「Pro」から選ぶ【2019年最新版】

Appleの「MacBook」シリーズは、用途に合わせたバリエーションがあります。この記事では、画面のサイズ、重量、バッテリー、基本性能など、用途に合わせて選ぶためのポイントと、おすすめ機種をご紹介します。

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 Webサーフィンから動画や写真の編集まで、最近ではスマートフォンが1台あればいろいろなことができるようになりました。しかし、より大きな画面を備えるノートPCならこれらの作業をより効率的にできるようになります。

 Appleの「MacBook」シリーズは、その中でも魅力的な選択肢の1つ。iPhoneやiPadと合わせて使うと、さまざまな作業をシームレスに行えます。しかし、一口にMacBookといっても、そのバリエーションはさまざまです。

 この記事では、MacBookシリーズをどのように選べば良いのかポイントを解説しつつ、それを踏まえたおすすめモデルを紹介できます。

MacBook 自分に合うMacBookを選ぼう!

13インチ? 16インチ? 「画面サイズ」をチェック

 まず、画面サイズを考えてみましょう。MacBookシリーズの最新機種では13.3型ディスプレイを備える「13インチ」モデルと、16型ディスプレイを備える「16インチ」モデルの2種類があります。13インチモデルは「MacBook Air」と「MacBook Pro」で、16インチモデルは「MacBook Pro」で用意されています。

 13インチモデルを選ぶメリットは、何といってもバッグに入れやすく持ち運びやすいこと。16インチモデルと比べてひと回り小さいためです。

 一方、16インチモデルの魅力は、大きく広い画面で作業できること。持ち運びの面では不利ですが、13インチモデルよりも複数のウィンドウが表示されている状況での作業効率がアップします。

サイズ感 MacBook Proの13インチモデル(左)と16インチモデル(右)。持ち運び重視なら前者、作業効率重視なら後者を選びましょう

軽さを取る? パワーを取る? 「重さ」をチェック

 MacBookシリーズを含むノートパソコン(PC)を持ち運ぶ際は、サイズに加えて「重さ」と「バッテリー持ち」も重要なポイントです。

 普段から頻繁に持ち運ぶ場合は、重量は1.3kg以下が理想です。この条件に照らして考えると、MacBook Air(1.25kg)は十分に理想を満たしています。MacBook Proの13インチモデル(1.37kg)はちょっとオーバーしているものの、何とか持ち運びできる許容範囲ではあります。

 一方、MacBook Proの16インチモデルの重量は2kg。普段から持ち運ぶには厳しい重さです。ただし、外部グラフィックスプロセッサ(GPU)を搭載したりメインメモリやストレージを多く搭載したりしている分、特に3D映像、動画や写真の編集時の快適性が段違いです。

16インチモデル MacBook Proの16インチモデルは大きくて重たいですが、その分他のMacBookシリーズよりもパワフル。特に3D映像、動画や写真の編集時の快適性が段違いです

バッテリー持ち重視? 処理能力重視? 「CPU」と「GPU」をチェック

 ノートパソコンの性能は「CPU」と「GPU」が左右します。これはMacBookシリーズも同様です。

 CPUは「頭脳」に相当する場所。あらゆる処理のだいたいの速度を決めます。

 MacBookシリーズではCPUとしてIntelの「Coreプロセッサ」を採用しています。Coreプロセッサには、性能の良い順に「Core i9」「Core i7」「Core i5」「Core i3」という序列があります。

 同じ世代で同じ序列なら、周波数が高ければ高いほど、コア(処理するチップ)とスレッド(チップで処理できる命令の数)が多ければ多いほど性能が良くなります。

MacBook Pro 13インチのCPU MacBook Proの13インチモデルでは、4種類のCPUを選択可能

 GPUは「絵を描く腕」に相当する場所。グラフィックス(描画)の性能を左右する他、最近ではCPUと並んで動画・写真の編集速度を左右する要素です。

 先述の通り、MacBook Proの16インチモデルは、CPU内にあるGPUとは別に外部GPUを搭載しています。MacBook Proの13インチモデルはGPUこそCPUに内蔵されていますが、一般的なCoreプロセッサよりも性能が強化されています。

MacBook Pro 16インチのGPU MacBook Proの16インチモデルでは、CPUに内蔵されているものとは別のGPUを搭載しています

 ただし、CPUやGPUは高速なほど、消費電力も大きくなる傾向いあります。誤解を恐れずに言い換えると、性能が良いほどバッテリーは持たなくなるということです。

 Appleでは他のパソコンメーカーのように「JEITA 2.0基準」に基づくバッテリー持ちは公表していませんが、独自基準のバッテリー持ちは公開しています。これによると。MacBookシリーズの中では、MacBook Airのバッテリーが一番長持ちします。CPUやGPUの性能がMacBook Proシリーズよりも控え目だからです。

バッテリー持ち Appleでは独自基準でバッテリー持ちを公開していますが、CPUやGPUの性能が控え目なMacBook Airが一番長く使えることになっています

交換や増設はできない! 「メインメモリ」や「SSD」の容量をチェック

 MacBookシリーズを購入する際には、「メインメモリ」と「SSD」の容量も要チェックです。というのも、MacBookシリーズは、購入後のメモリとSSDの交換・増設に対応していないからです。

 メインメモリ(RAM)は、アプリやデータを一時的に展開する場所で「短期記憶」に相当します。多ければ多いほど、1度に開けるアプリの数やデータの量が増えます。やりたいことによって必要な容量は変わりますが、動画や写真を編集する機会が多い人は少なくとも16GB以上(できれば32GB以上)、それ以外の用途で使う場合も8GB以上はほしい所です。

メインメモリ MacBookシリーズのメインメモリの選択肢。一部はApple Storeと一部の量販店での「カスタマイズ」限定ですが、用途に合わせて増やせるものなら増やしておきましょう

 一方、SSDはデータを長期的に保存するために使われるストレージの一種。HDD(ハードディスク)よりも読み書きが高速なことが特徴です。現在のMacBookシリーズは全モデルがSSDを搭載しています。

 ストレージはアプリやデータを長期的に保存する場所で「長期記憶」に相当します。特に、写真や動画をたくさん扱う場合は、できるだけ容量を大きくしておくべきです。

SSD MacBookシリーズのSSDの選択肢。一部はApple Storeと一部の量販店での「カスタマイズ」限定ですが、用途に合わせて増やせるものなら増やしておきましょう

 先述の通り、MacBookシリーズは、メモリやSSDを後から交換・増設できません。なので、ある程度容量に目星を付けて購入する必要があります。店頭販売モデルでは「決め打ち」になっていますが、Apple Storeや一部の量販店では容量をカスタマイズして購入できます(その分納期がかかります)。

 ただし、ストレージは外付けのHDDやSSDを取り付けることで容量不足をカバーできます。動画などの大容量データは外付けHDD/SSDに待避する、といった使い方をするなら、本体のSSDの容量を少なくして価格を抑えられるかもしれません。

おすすめのMacBookはこれ!

 以上4つのポイントを踏まえた上で、おすすめのMacBookを3つご紹介します。

MacBook Air:一番「薄軽」なMacBook 持ち運び重視の人に

 MacBook Airは、MacBookシリーズの中で最も薄く、軽量なモデルです。ボディーカラーに「ゴールド」が選べるのも、シリーズではMacBook Airのみです。

 CPUは第8世代Core i5(1.6G〜3.6GHz、2コア4スレッド)を搭載。店頭販売モデルのメインメモリは8GB、SSDは128GBまたは256GBですが、カスタマイズ対応店舗ではメインメモリを16GBに、SSDを128GB〜1TBの間から選ぶカスタマイズができます。

 電源ボタンはちょっと昔のiPhoneでおなじみの「Touch ID」(指紋センサー)付きなので、ログインも快適です。

MacBook Air

MacBook Pro(13インチ):パワーと持ち運びのバランスを取るなら

 MacBook Airとほぼ同じサイズ感でもう少し高い処理能力を求めるのなら、「MacBook Pro」の13インチモデルがおすすめです。

 店頭販売モデルのCPUは第8世代のCore i5(モデルによって「1.4G〜3.9GHz、4コア8スレッド」または「2.4G〜4.7GHz、4コア8スレッド」)、メインメモリは8GB、SSDはモデルによって128GB、256GBまたは512GBを搭載しています。カスタマイズ対応店舗では、CPUを第8世代Core i7(「1.7G〜4.5GHz、4コア8スレッド」または「2.8G〜4.7GHz、4コア8スレッド」に、メインメモリを16GBに、SSDを128GB〜2TBの間から選ぶカスタマイズができます。

 キーボードの配列や電源ボタンの仕様はMacBook Airとほぼ同じですが、ファンクションキー(キーボードの最上段にあるキー)が「Touch Bar」というタッチディスプレイになっていることがポイントです。Touch Barはファンクションキーとしての機能だけではなく、文字やアイコンの表示・選択、各種アプリのスライダー操作などにも使えます。

MacBook Pro(13インチ)

MacBook Pro(16インチ):最高のパフォーマンスを発揮 大画面で超快適

 MacBook Proの16インチモデルは、MacBookシリーズで最もサイズが大きく重量もあり、かつ最も高性能です。

 店頭販売モデルのCPUは第9世代Core i7(2.6〜4.5GHz、6コア12スレッド)または第9世代 Core i9(2.3G〜4.8GHz、8コア12スレッド)、外部GPUはAMD Radeon Pro 5300M(GPU用メモリ4GB)またはAMD Radeon Pro 5500M(GPU用メモリ4GB)、メインメモリは16GB、SSDは512GBまたは1TBを備えます。

 カスタマイズ対応店舗では、CPUをより高性能な第9世代Core i9(2.4G〜5GHz、8コア16スレッド)に、外部GPUをAMD Radeon Pro 5500M(GPU用メモリ8GB)メインメモリを32GBまたは64GBに、SSDを512GB〜8TBの間から選ぶカスタマイズができます。

 スピーカーを6基備え、パワフルなサウンドを楽しめることも特徴。グラフィックス性能を重視する、クリエイティブな人におすすめの1台です。

MacBook Pro(16インチ)

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