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「Amazon Echo」シリーズ ポイント別の選び方とおすすめモデル【2019年最新版】

» 2019年12月16日 11時00分 公開
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 Amazonが販売するスマートスピーカー「Amazon Echo(アマゾンエコー)」シリーズ。同社の音声アシスタントサービス「Alexa(アレクサ)」に呼びかけると、天気予報やニュース、スケジュールを読み上げてくれます。

「Amazon Echo(アマゾンエコー)」シリーズ。 「Amazon Echo(アマゾンエコー)」シリーズ。今回はスピーカーのみのモデルで比べてみました

 Alexaができる機能は「スキル」といい、タイマーのセットから計算や翻訳、そしてAmazonのネット通販に注文するなどさまざま。AmazonのAI技術を生かしたAlexaとの雑談なども楽しめます。

 スキルはAmazon以外の企業も開発・提供でき、銀行口座の残高確認や出前の注文など各社のネットサービスを音声アシスタント経由で利用できます。その数は3000を超えました。

Alexaのスキルの一例。アプリのように機能を増やせます Alexaのスキルの一例。アプリのように機能を増やせます

 ちなみにAlexaはスマートフォンやタブレットでも利用できますが、専用のデバイス(スマートスピーカー)として開発されたのが「Echo」シリーズです。お手頃な価格なものから、音質の高さを追求したハイエンドモデルまで、ポイントごとに選び方をまとめました。なお、ディスプレイ付きのシリーズは別の機会でご紹介したいと思います。

手軽かつコンパクトなモデルで「Alexa」生活をスタート

 Echoシリーズの中で手軽かつコンパクトなモデルが「Echo dot(エコードット)」です。Alexaのスキルはスピーカー本体ではなくクラウド側でどんどん追加されますので、コンパクトだから機能もそれなりというわけではありません。

「Echo Dot(エコードット)第3世代」は5980円 「Echo Dot(エコードット)第3世代」は5980円

 茶筒のフタとでも言いましょうか、短い円筒形のデザインを採用。呼びかけると、円周部分が光って反応してくれます。上面にボリュームなどの操作部がありますので、直接触って操作できるのも便利ですね。

 対応のスマート家電を別途購入すれば、部屋の照明をつける、エアコンの温度を調節するということも話しかけることで可能です。すでにある家電も、別売りのリモコンアダプターで音声操作に対応。さらに便利に使いこなしたい場合の拡張性もばっちりです。

スマート家電への連携も視野に

 スマートスピーカーは音声アシスタントAlexaの窓口になるだけでなく、連携するスマート家電のハブにもなる存在です。

 特に上位機種の「Echo Plus(エコープラス)」(第2世代)は他のシリーズと同様にスマート家電への対応に加え、「Zigbee」と呼ばれるスマート家電などで使われる通信規格をサポート。連携機器の幅が広いのが特徴です。

「Echo Plus(エコープラス)」(第2世代) 「Echo Plus(エコープラス)」(第2世代)

 またコンセントプラグに直挿しするタイプの「Echo Flex (エコーフレックス)」は、本体の下にライトやモーションセンサーを装着できるという合体メカ的な製品です。

「Echo Flex (エコーフレックス)」 「Echo Flex (エコーフレックス)」

 話しかけてAlexaを呼び出せる点は他のEchoシリーズと同じですが、下に取り付けられたライトの明るさを声で変更したり、センサーが人や動物の動きを察知したらメールを送ったりと、これ1台でちょっとしたスマート家電を構成できます。

音質を重視するなら

 スマートスピーカーで音楽やネット配信ラジオを聞く場合、気になるのは音質ですよね。標準モデルの「Echo(エコー)」(第3世代)と「Echo Plus」(第2世代)は同じタワー型のボディで、スピーカーの性能も良く、音質が高い製品と言えるでしょう。

「Echo(エコー)」(第3世代) 「Echo(エコー)」(第3世代)

 さらにしっかりとした音作りを求めるなら、5つのスピーカーを内蔵した最上位モデル「Echo Studio(エコースタジオ)」が選択肢に入ります。

「Echo Studio(エコースタジオ)」 「Echo Studio(エコースタジオ)」

 置かれた部屋の音響特性を自動で検出し、その部屋に適した音を再生する機能を搭載。スピーカーが1カ所にしかなくても、サラウンドのように奥行きのある音を楽しめる3Dミュージック(今後、配信予定)にも対応します。

おすすめモデルはコレ!

時刻表示が浮かび上がる「Echo dot with clock」

 現在販売されている「Echo Dot (エコードット)」は第3世代と呼ばれています。中でも、スピーカー部分にドット表示で時刻が浮かび上がるのが「Echo Dot with clock」(6980円)。時計としてだけでなく、タイマーや気温も表示可能です。

「Echo dot with clock」 「Echo dot with clock」

 その他の機能はEcho Dotと同じ。ですが、Echo Dotが4色展開なのに対し、Echo Dot with clockのカラーはサンドストーン1色のみです。

サクッとスマート家電を使ってみるなら「Echo Flex」

 コンセント直挿しモデルの「Echo Flex (エコーフレックス)」は価格が2980円とシリーズ最安でサイズもEcho Dot同様に手のひらサイズ。何より、本体の下にライトやモーションセンサーを装着して、Alexaのスキルを組み合わせてカスタマイズできるのが特徴です。

「Echo Flex」 「Echo Flex」

 もちろん、対応するスマート家電や別売りコントローラーを使った家電の操作も可能です。対応する通信規格が多い「Echo Plus」もありますが、そこまで本格的でなくても……という場合にちょうどいいのではないでしょうか。

 ただし、設置場所がコンセントのある壁面に限られることと、搭載スピーカーが小さく音楽を楽しむには向かない点に注意が必要です。

本格的なオーディオ性能「Echo Studio」

 音質で選ぶならシリーズ最上位モデルの「Echo Studio」(2万4980円)になるでしょう。

「Echo Studio」 「Echo Studio」

 内蔵する5つのスピーカーを使って1台でも臨場感のある音を再生。スピーカーが置かれた部屋に合わせて、サウンドの特性を自動調整するなど、他のEchoには無い機能を搭載しています。

内蔵する5つのスピーカー 内蔵する5つのスピーカー

 もう1つが映像コンテンツでの活用です。テレビでAmazonの動画配信サービスを見られる「Fire TV」シリーズと連携すれば、映画やドラマなどを迫力のサウンドで楽しめます。

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